前号の写真は「愛と誠」で、劇画「愛と誠」の名セリフは「君のためなら死ねる」だが、昭和過ぎてナケル。
戦中は「国のためなら死ねる」の時代だったが、戦後になっても三島由紀夫は「憂国」で、国のために死んだらしい。
「○○のためなら死ねる」なんて命を粗末にしてはいけない。
お腹を痛めて産んでくれた母親に申し訳ないではないか。
三島由紀夫の思想はよく知らないが、自決という「自死」がどれだけ周りの人を悲しませるか、小説家として想像力が働かなかったのか。
世の中には、病気や事故で生きたくても生きられなかった人が多くいるのだよ。
などと、先生みたいな事を書いてはみたが、学校の先生の正式な言い方は「教諭」で、教え、諭すという意味がある。
知識があれば「教える事」は出来るが、「諭す事」は相当の人格がないと出来ない。
私は知識も人格もないのに、生徒を諭す事もあったので今思えば恥ずかしいが、当時の生徒には「反面教師」だと思ってほしい。
反面教師の「反」に人偏をつけると「仮」で「仮面教師」になるが、三島由紀夫の作品に「仮面の告白」なんていう小説があったな。
「金閣寺」も有名だが、三島由紀夫の作品は読んだことはないと思う。
何事も長続きしない昭和Gさんの正直な告白だが、金閣寺も仮面の告白も読もうとして最初の2、3ぺージでつまらないのでやめた。
作品を読みもしないで、「ゴメンなさい」だが「ゴメンの告白」になるな。
話題は命に戻すが、「人の命は地球より重い」と言ったのは、福田赳夫元首相だ。
ハイジャックされた日航機の人質を解放するために、犯人の要求をのんで取引したが、欧米各国からは弱腰だと非難された。
「人の命は地球より重い」は名セリフになったが、「地球」って重いのか。
万有引力の法則で、地球上の物の重さは地球の引力だが、地球の重さはどうやって量るのだろう。
子供の頃、逆立ちすれば地球を持ち上げたことになるなんて思ったが、ハカリを逆さにして計っても、それはハカリの重さで地球の重さではないな。
地球の成分を分析し質量計算すれば、地球の重さを算出できそうだが、重い地球が宇宙に浮いているのも不思議だ。
ツーカ、何で地球は太陽の周りを周回しているのだろう。
そのエネルギーはイッタイどこから生まれるのか。
太陽の引力と惑星に働く何かの力のバランスが、太陽の周りの軌道を周回させているのか。
ナドナド疑問はつきないが、ノーベル賞を取るような偉い人は素朴な疑問が気になって、ほっとけないタイプなのだな。
私も子供の頃は、いろんな疑問があったが、母からは「そんな事を考えるより、今日の宿題をさっさっとやりなさい」と言われた。
少年時代も、今も時々ボーっとして、頭の中が「無重力状態」になるが、「頭が重くなる」って頭に特別に重力が働く訳ではないと思う。
重力はGで表わすが、私のようにフワフワ生きているジーサンにもG力は働く。
ジーサンはGⅢでJRA競馬のレースにある。GⅢには牝馬も出走するが、バーサンというレースはありませんから。
馬の話だが、馬の肉と鹿の肉を合い挽きすると、バカにウマい味になるのか。
ウマくなくても出されたものはシカたなく食べるシカないが、食べ物を残すというのは食べ物を粗末にすることで無礼なことだ。
鹿の肉はジビエだが、甘く味付けすると「アマビエ」になって、御利益がありコロナに負けない滋養がつくかもしれない。
冷えた地ビールとジビエは合いそうだが、冷え過ぎたジビールで、爺さんが体を冷やすとジービエになるな。
相変わらず話の内容が無重力状態で、あっちこっちに話題が漂うが、ただ酒を飲んで酔うと「ただよう」になるのか。
依然としてコロナがしぶとく、ただよっていて、このまま寒冷な冬になるとヤバイらしい。
世間は「鬼滅のヤイバ」がブレークしているが、コロナ菌を滅ぼす「菌滅のヤイバ」の新薬ワクチンの早期開発が望まれる。
新薬ワクチンだが、薬として認められれば、製薬会社に莫大な利益
をもたらすらしい。
リスクあるクスリ開発だが、一発当てれば巨万の富だ。新薬は「富」だけでなく、安全保障上の重要な切り札にもなる。外交上の裏取引に新薬を利用する。
つまりその、「越後屋、お前も悪者(ワル)よの」作戦だが、薬だけに富山で「越中屋、お前も悪者(ワル)よの」になるな。
新薬だが、馬や鹿につける薬はあっても、私のような馬鹿につける薬は今のところない。
誰かに開発してほしいが私の場合「手遅れ」かもしれない。
(2020.11.21)アンブレラあつし |