その145 |
♪貧しさに負けた、いいえコロナに負けた。 |
前々号の「人生は寸暇を惜しんで暇つぶし」だが、同じようなタイトルが以前もあった。
貧困な日本語の語彙を使い回しているので、タイトルはもとより内容も重複する事が多々あると思う。
時々以前の文を読み返してみればいいのだが、その気力がないし、使い回しを再生可能なギャグとか言って自己弁護するので歴史は繰り返す。
かなり以前から、反省する前に自己弁護、自己正当化するので進歩がない。
「進歩」をテーマにしたシンポジウムに参加すればシンポするのか。
自己正当化だが、自分にとって都合のいい情報は積極的に、どんどん取り入れるが、悪い情報には目をつぶる。
都合のいい情報の我田引水は、さらに自己肯定化していくが、今の自分に満足する事が幸せなのだな。
私も自己満足するために、雨にも負けず風にも負けず、コロナを恐れながら、時々、上野公園で水撒きアートをしている。
自作の手作りフェイスガードをして活動していたら、顔なじみの方が市販のフェイスガードを買ってきてくれた。
自分としては手作りフェイスガードが気に入っているのだが、やはり変なのか。
暑い時は、折りたたみ日傘を手ぬぐいで首にまいて直射日光を避けて活動するが、この格好も相当変なのだな。
過日、公園の管理事務所の方から、コロナなので人を集めないように活動してくださいと言われたが、「君子危うきに近寄らず」で良識ある市民は変人には近づかない。
上野公園はかなり広いのだが、それでも多くの人がマスクをしている。
日本人はやはり真面目だな。
私も真面目な日本人なのでフェイスガードをしているが、マスクほどではないにしても結構暑い。
これからますます暑くなるので、暑さ対策を工夫しなければならない。
暑中はオミマイだが、熱中はオシマイになることもある。
このギャグも以前に使ったような気もする。
暑中だけにショッチュウ同じミスを繰り返すが、高齢になると判断力も低下する。
最近は、ためらいもなく自信を持って「高齢者です」言えるようになってきた。
また、いろいろな場面で高齢者割引はないかと、確認するようにもなったが、老人があまりセコク生きると、高齢者ワリビキではなくドンビキされ最後は高齢者マビキされるな。
長く生きてるからって偉いわけでもなく運がいいだけだ。
上京時は宿泊することが多いが、コロナの影響でホテル代が安くなっている。
ホテルによっては以前の値段の半額以下で、カプセルホテルより安い所もある。
私は助かるが東京オリンピックを見込んで乱立したホテル業界は大変だ。
ビジネスチャンスと多くの民泊施設も整備されたが思惑が外れたな。
「♪ホテルはリバーサイド・ビジネス」に今年はならなかった。
サイド挑戦するのが「サイドビジネス」だが来年も微妙だな。
「泣く子と地頭には勝てない」という言葉があるが、コロナにも勝てない。
「♪貧しさに負けた。いいえ世間に負けた」は昭和枯れススキだが、令和枯れススキは「♪コロナに負けた」になるのか。
「♪力の限り生きたから、未練などないわ」だが、私は力の限り生きてないので未練があるな。
大雨による災害が続いている。かつては「災害は忘れた頃にやって来る」なんて言っていたが、今は、健忘症の私が忘れる間もなく次々にやって来る。
「ウイズ、コロナ」だけでなく「ウイズ、災害」の時代だ。
「備え有れば憂い無し」は昔の話で、備え有っても憂い有りだ。
コロナも津波のように第二波が来ている。津波は高台避難だが、コロナの避難場所はハザードマップにもない。
「♪見つめあえば、素直におしゃべりできない」はサザンのTSUNAMIだが、第二波が大きければ、見つめあって、おしゃべりする時は素直にマスクやフェイスガードが必要だ。
チナミに津波は英語でもツナミで、酒の肴はツマミ、大島はツムギだが、大島と聞いて「児島だよ」のギャグの児島さんも、今は相方もいなくて「離れコジマ」だ。
(2020.7.18)アンブレラあつし |