暑い夏だ。新元号「令和」だが「冷和」にしてほしい。
来年のオリンピックだが、なんで、こんな暑い時に行うのか。「熱い戦い」は「暑い戦い」で益々日本が暑くなるではないか。
前回の東京オリンピックは開会式が10月10日で秋だったが、いつから「夏のオリンピック」になってしまったのか。いまさらジローで開催時期の変更はもうできない。
屋内スポーツは冷房施設で競技できるが、マラソンなどは屋外なのでつらい。
いっそ体育館にマラソン参加者分のルームランナーを置いて、器具の上を走るというのはどうか。
大手スポーツジムに委託すれば安くすむが、実況中継で視聴率がとれないか。
昔オリンピックは「参加することに意義がある」などと言われたが、今は「スポンサーがつくことで金になる」らしい。
夏オリンピックは中継する放送局の都合と聞いたことがある。
アメフト、野球、バスケット、サッカーなど世界的に視聴率が取れるスポーツは夏の試合が少ないので、スポーツ中継枠に空きがある夏はビジネスチャンスになる。
最近は何かというと「経済効果で○○円」と金に換算する「金、かね、カネ」の時代だが、オリンピックも「金」メダルで「金本位」だな。
金の話で恐縮だが、過日親族の葬儀で受付の仕事をした。
香典を受け取り香典返しの引換券を渡す。
葬儀場の職員から香典の中を、そっと確かめてからカバンに入れるようにと指示された。
1万円とか五千円とか紙幣が一枚のものは確かめが簡単だが、数枚紙幣があると面倒だ。
高齢になると指先が乾いて紙幣がすべる。
中には香典袋に金額が書いてないものもあり、中身を確かめてから金額を香典袋に書かなければならない。
新札だと紙幣がぴったりと重なって数えにくい。
りっぱな香典袋は水引を上手に外すのが大変な上、中にさらに袋があったりして、金額の確認が超面倒だ。
香典袋はシンプルな方がいい。いっぺんに多数受け付けると、香典返しの引換券を確実に渡したかどうかも不安になる。
高齢者運転の危険性が話題になっているが、高齢者の葬儀受付も今後は危険だな。
この香典受付も、将来はキャッシュレスでカードやスマホ決済になるのか。
葬儀用の受付ロボットができるかもしれない。
受付ロボットどころか、お坊さんロボットができたら、お経は何宗でも対応できるので、いちいち、お寺から、お坊さんが葬儀場に来る必要もなくなる。
それにしても長い「お経」は何とかならないのか。内容が意味不明なので、よけい長く感じる。
書面を配ってオシマイにしたら参加者は助かる。書面はできればルビをつけ口語訳もつけて欲しい。
「葬式無用」「戒名不用」と言ったのは白洲次郎だが、「香典歓迎」と付け足したい私だ。
最終処分場まで持って行くには、やはり何かと金はかかる。
白洲次郎は金持ちだったので「香典不要」とは言ってないな。
次郎の話はいまさらジローで、ごめんねジローだが「♪いまさらジロー」は小柳ルミ子の歌で、「♪ごめんねジロー」は奥村チヨの歌。
渥美ジローは歌手で「夢追い酒」だが「♪あーなた、なぜ、なぜ、私を捨てた」って聞くけど、答えは世の中すべて「断捨離」なのだよ。
(2019.8.10)アンブレラあつし |