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その113

レンキュウ、ベリーマッチ

 10連休になる。休みが増えて嬉しくてレンキュウ、べーリーマッチだが連続して10日間休める人って一体国民の何割くらいいるのだろうか。

 調査してほしいが国がやると、どの省でもソンタクして統計・調査するのでアテにならないか。勝ち組は休日を満喫できるが、負け組は休日返上で働くのが世の常だ。

 昔、カレーのCMで「ワタシ、つくる人。ボク、食べる人」というのがあり女性差別とかで問題になったが、今は「ウチラ遊ぶ人。キミラ働く人」の時代だ。

 働く人は、ずっと死ぬまで働く貧困スパイラルに陥りやすい時代で階級社会になっている。

 白人の豊かな欧米文化が世界を席捲したのは、奴隷制度をつくり「働く人」を固定化したからで、白人支配の世界は、いまだに続いて簡単にはなくならない。

 上野公園には世界中から観光客が集まるが、白人に対しては妙に意識して、英語で話しかけ、下手な英語でも欧米人に通じると嬉しい東洋人の私だ。

 頭がオーベイ化していて「舶来上等」なんて言葉もあったが、オーベイ化した日本人は同じアジア人に対して上から目線でオーヘイ化しがちなので要注意だ。

 ゴルフは元々とオーべーのスポーツだが、時々オービーにもなるな。

 連休だが、「飛び石連休」なんて言葉は昭和の死語になったのか。

 今は休日が連続するように事前に調整するので、休日の間に勤務する日は少なくなった。

 昔、学校では飛び石連休の間に休むとズル休みと思われるのではないか心配し、簡単には休めなかった。

 教員も同じで児童、生徒に勤勉を徳として教える立場上、連休の間の勤務日には休めない。

 休めば同僚から白い目で見られる。上司からはイヤミと感じるくらいに体調を心配される。

 飛び石連休の「飛び石」だがバリアフリーの時代には合わないし、高齢になれば、つまずいて大けがをするな。

 週休2日の前の時代は、土曜日は午前中で仕事が終わりで「半ドン」なんて言葉も使われたが「半ライス」の丼物のことではありませんから。

 小学校時代の担任のK沼先生が土曜日になると「県庁勤務の公務員は半ドンで半日で仕事が終わりだが、学校の先生は土曜日でも半日では帰れない」とよく言っていたのを思い出す。

 今思うと子どもあいてに愚痴ってた訳だが、「先生も大変ですね」と返答すればよかったのか。

 そのK沼先生だが、私が勤務した中学校の校長先生になっていて、ビックリスタルキング。

 さらに中学時代のマドンナのご子息も、その中学に入学してきてオドロッキー山脈。世界は広いが世間は狭い。

 「飛び石連休」や「半ドン」と同じような死語に「ハナキン」がある。

 週休2日が定着したころ、金曜日の退勤後は花のように美しく楽しい時間に思えたのか。

 以前「プレミアム・フライデー」なんて言葉も出て、昭和風に言えば「半ドン金曜日」のことだが、早く帰れない人はツライデーになる。

 「五時から男」なんて言葉もあったが「目力男」は眼力のある人か。

 「ナウいヤングのアベックがデスコで朝までフィーバー」なんて昭和の死語だらけで、令和には通じねーわ。

 令和目前で、平成完了、昭和なんて過去完了だが、いつまでも昭和への想いが完了しない昭和ノスタルジーGさんの私です。

 (2019.4.27)アンブレラあつし

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