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その104

芸術の飽き

 最近の「岸波通信」サイト運営管理に関する苦労話が、全く理解できないアナログ人間の私だが、とにかく葉羽氏の努力に感謝だ。

「感謝するなら金をくれ」で、サイト運営の経費分担も考えなければならないか。

 家賃を払わない長屋の住人みたいで恐縮だが、投稿者の投稿字数で経費を分割分担する方法もある。

 投稿数が減ってコンテンツ内容がつまらなくなり、「岸波通信」が「つきなみ通信」になってしまう恐れもあるが、主筆がしっかりしているので心配無用の介か。

 などと、偉そうにブログ評論家みたいなことを書いてはみたが、今後も資産家の葉羽氏の太っ腹に甘えて、たぶん駄文の送りつけをするボクです。なお「太っ腹」だが、この場合、メタボと英訳してはいけませんから。

 前号で都美術館のムンク展、内覧会に行ったことを、VIP気取りで自慢気に書いた私だが、今度は書道展の内覧会案内がきた。

 ウーン、これって、どんな基準で案内送付しているだろう。

 もしかしたら都美術館の広報のSさんが、暇そうな私にソンタクしているのかもしれない。

 今回もレセプションがあるので、今度はタッパー持参で、オードブルを持ち帰ったらなどとセコイ事を考えている私は、とてもVIPにはなれそうにもないが、VIPな人の肩こりにはビップ、エレキバンなんちゃって。

 書道だが、展覧会で読めない作品が多過ぎて困る。

 少なくても普通の大人が読めるものをもっと出してほしい。

 書は文字であり、コミュニケ―ションの手段だが、「芸術」になると、しばしば意味不明になる。

 書道パフォーマンスになると、さらに変になり、どう考えても紙と墨の無駄遣いに過ぎない作品がよくあるが、作者が有名人だと誰も文句は言えない。

 したり顔でみんなが誉めるので、本人もますますその気になるが、これは書道界だけのことではない。

「裸の王様」だが「裸の女王様」なんて表現は、ちょっとマズイ。

 特に英国では超ヒンシュクで、こんな不敬不徳な表現にはバッキンガムか。

「裸の大将」は山下清でランニングに半ズボン姿がトレードマークだが、典型的な昭和少年スタイルだ。

 手に釣り竿や虫取り網を持てば、完璧に昭和少年で、男子はもともと肉食狩猟系だ。

「草食男子」なんてコトバがあるが、この類が主流になれば人類は滅亡する。

 なんて事を書くと、進歩的人権運動家からは総スカンの御時世だが、言葉狩りをするハンターはしばしば異常に攻撃的になるので注意だ。

 ベジタリアンのおばさんは、べジオバタリアンだが、オバタリアンの語感には肉食系のトラやヒョウ柄の服が似合う。

 大阪のおばちゃんのトラ柄のファッションは、おおさかトラディショナルだ。

「ハマトラ」なんていうファッションが流行した時代もあったが、横浜の婦人はトラ柄の服は着ない。

 最近、生活がマンネリで上野での芸術活動も、やや飽きてきたが「芸術の飽き」とは言わない。

 (2018.11.20)アンブレラあつし

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