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その105

ゴーン ウイズ ザ ウインド

 パソコンが不具合で、だましだまし使っていたが、結局、新しいパソコンを買って投稿している。

 脱パソコン・脱ネット生活も考えたが、やはり何かと不便だし「風に吹かれて」の文中で、つまらないダジャレやギャグをばら撒けない。

 貴乃花は卒コンしたらしいが、私は卒コン(コンピューター)できそうにない。

 約3週間パソコンと離れたが、一時「離コン」とはいわないか。

 日産はゴーンと離れて、「離ゴーン」だが、「タンスにゴーン」なんていうCМが昔あったな。

 ゴーン氏は「タンスにドーン」と隠し資産がありそうだが、金持ちが、きちんと税金をそれぞれの国に納めれば、国の財政赤字問題も、かなり解決する。

 ところが現実は逆で金持ちほど納税せずに、個人資産隠しを巧妙にするのが世の常か。

 節税なんていう税金逃れがゼロになれば、消費税も少なくてすむが、現実は貧乏人ほど生活にかかる消費税を払わせられて不公平だ。

 また軽減税率なんいう小手先の対策をすればするほど複雑になり、最終的に貧乏人が、いつも貧乏クジをひく。

「貧乏暇なし」で「貧乏金なし」だが、「貧乏夢なし」とは言いたくない。金持ちになる夢がいつもあるのが貧乏人だ。

「♪貧しさに負けた、いいえ、世間に負けた」昭和枯れすすきだが、演歌の多くは負け組哀歌だ。

「♪15、16、17と私に人生、暗かった」だが、「♪昭和、平成、その次と私の人生暗かった」なんて不幸過ぎる。

 藤圭子には長生きして欲しかったが「♪過去はどんなに辛くても、夢は夜ひらく」って歌詞が昭和すぎて泣ける。

「新宿の女」なんて歌もあったが、新宿二丁目は女が男かもしれないので要注意だ。

 前号で「芸術の飽き」などと書いてはみたが、飽きもせず時々上京しては、上野公園で水まきをしている。

 枯れ葉が木枯らしに舞い、地面に撒かれた水の線上に張りつき、形をつくる。

 究極のインスタレーションアートだが、気づく人はいない。

 その枯れ葉も、やがて風に吹かれて、どこかに消え去る。

「風と共に去りぬ」だが、Gone With the Wind(ゴーン ウイズ ザ ウインド)って、ゴーン氏も、やがて風と共に日本を去るのか。

「風と共に去りぬ」の主人公はスカーレット、オハラで女優はビビアン、リーだが、みんなから「好かーれった」訳でもない。

 エリザベス、テーラーもだが大女優って、どこか冷たい感じがする。

 なお、クールな男たちを「冷メン」とは言いませんから。

 (2018.12.14)アンブレラあつし

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