この雑感も今回で300編目。
200編目の時には、200編書いての雑感への思い(雑感 200)と200にまつわる話(雑感 201)を書きました。
300編目が近づくにつれて、思いはともかく、何か300にまつわる話でも書けないかと思い始めました。
が、200の時には幾つかすんなりと思い浮かんだものの、300は出てきません。
映画「300スリーハンドレッド」
ネットで検索しても「そう言われてみれば、これがあった」というようなものはヒットしませんでした。
ならばボケ防止によいかと色々と思いを巡らせました。
同じ事業所に「三百田(さんびゃくだ)」という名字の方がいたことがあります。
調べると三百田さんは全国に90人くらいとのことで、実は今回の雑感のために巡り合っていた、そんな気を起させました。
鳥取県豪農/三百田氏邸宅
陸上や水泳は100m、200m、400mと数字が増えますが、100、200、300と増えるものはないのでしょうか。ありました。
私は有機合成化学の研究に勤しんでいたことがあるので思い出しましたが、三角フラスコ、ナスフラスコ、四口フラスコなどの実験器具の容量は、100ml、200ml、300ml、500mlと増えてゆきます(ちなみに100ml以下もあります)。
三角フラスコ
300mlの器具も随分と使いました。化学実験の経験のない方には、なんのこっちゃ?ですね。
先日「松本清張傑作選 戦い続けた男の素顔」(新潮文庫)の中のある短編に「・・・いわば三百代言(さんびゃくだいげん:詭弁をろうすること:筆者注)的な生半可な知識のまた生かじりだった・・・」(262頁)と。
「戦い続けた男の素顔」
まるで清張から、こんな三百もあるよ、と教えられたようでした。
ツーさん【2023.6.19掲載】
葉羽 うん、300は結構ムズイ。フランク・ミューラー原作のこんな映画も調べるまでは知らなかった(笑)