最近出た東野圭吾の小説「クスノキの番人」(実業之日本社文庫)を読んでいましたら、ストーリーには全く関係しませんが「覚えておくといい。日本の硬貨は、製造年を表示してあるほうは裏だ」というくだりが。
ネットで調べると確かにその通りでした。話の種にしかならないようなことですが、「へぇ、そっかぁ」という感じでした。
貨幣の表裏?
さらに、これまたストーリーには関係ありませんが、「・・ドーム球場のライブって行ったことある?あんなの、とても音楽を聞く環境じゃないよ。あっちこっちから反射した音が飛んでくる。何でもいいから客をたくさん入れちゃえって考え方で、本当にひどいもんだよ・・・」とありました。
ドーム・ライブ
ドーム球場のコンサートには一度だけ行ったことがあります。6年前の4月ですが、東京ドームでのポール・マッカートニー公演です。
ビートルズの曲の多くはジョン・レノンが作詞し、ポールが作曲&リードボーカルでしたので、ポールの公演を聴くことはほぼビートルズの公演を聴くことと同じかと、幾分高いチケットでしたが行ってきました。
S席ながらかなり後ろの方で、ステージ(バックスクリーン前)まで150メートルくらいあるかと思われました。
ポール・マッカートニー公演
それでも音はしっかり聴こえましたが、塊となって迫ってくる感じでした。いわゆるコンサートホールと比べて音響は明らかに劣っていました。
ビートルズのメンバーだったポールのステージを生で観て聴くことが目的でしたので、それは割引いて考えるしかないと自分を納得させていました。
今回小説中の一文を読み「そっかぁ、やっぱり」と。
ツーさん【2023.6.26掲載】
葉羽 そうか、ドーム公演なんて生涯行くこともないだろうけど、音は期待できないんだね。それに肉眼じゃ演者も見えないし、大型ビジョンを見るだけならテレビで見てるのと同じかな? ともあれ、パート2突入おめでとう!!