カミさんと出掛けた旅行先に美術館があると、結構立ち寄っています。だいたいが平日ですので人も少なく、ゆったりとした時の流れの中で絵画を楽しめます。
昨年5月にポーラ美術館を訪れた時(雑感 249)は思いのほか人が多く、「あっ、今日は土曜日か」と思ったほどです。
昨年11月第2週は福島の裏磐梯に紅葉刈りに出掛けましたが(雑感 273)、2日目には諸橋近代美術館を訪れました。
諸橋近代美術館
裏磐梯は何度も訪れていて、その美術館の前は何度も通っていましたが、入館したのは初めてでした。
小雨模様ではありましたが、絵画と共に庭園の紅葉も楽しめました。
その翌週にはポーラ美術館に行きました。当時、ポーラ美術館開館20周年「ピカソ 青の時代を超えて」が開催されていて、それを観たかったからです。
ポーラ美術館
ポーラ美術館でピカソ展を観るのが目的で、箱根ですので日帰りでもよかったのですが、旅行支援が適用されることもあり、箱根で1泊しました。
翌日は箱根ラリック美術館に立ち寄りました。
箱根ラリック美術館
地理的条件からは神奈川県の美術館、そして人口当たりの美術館数が日本一多いということから長野県の美術館に結構行っていますが、遠くは金沢21世紀美術館、足立美術館(島根県)、大原美術館(岡山県)、地中美術館(香川県)なども訪れています。
最近読んだ原田マハの「〈あの絵〉のまえで」(幻冬舎文庫)の6つの短編には6美術館所蔵の6枚の絵が登場しますが、6美術館中3美術館は訪れたことがありました。
「〈あの絵〉のまえで」原田マハ
結構美術館に行っているかと思いましたが、私が行った美術館はせいぜい20いくつ。
日本には500以上の美術館があるようで、まだまだでした。
ツーさん【2023.6.12掲載】
葉羽 中年の頃は心に余裕が無くて、子供たちを美術館・博物館に連れていけなかったことをとても後悔している。せめて孫たちには・・。