昨年4月に福島市に帰りました折に、宿泊したホテルの隣の西澤書店に立ち寄りました。

　すると「写真が語る 福島市の100年」（いき出版）という本のパンフレットが目に付きました。6月下旬刊行予定、そして2,000部限定と。

　 パンフレット

　パンフレットを持ち帰り、ネットで購入できるか調べると、それは不可でした。書店で予約するか、書店で購入のいずれかでした。

　似たような内容の福島市市制施行100周年記念写真集「ふるさと福島市」（郷土出版社：2007年）を持っていますので、無理に買う必要もないかと。

　
　福島市市制施行100周年記念写真集「ふるさと福島市」

　でも、買うのはパンフレットの賑わうスズラン通りやチンチン電車の写真にノスタルジーを感じる人で、かつ書店でパンフレットを手にした人と思われ、限定2,000部とはいえ、そうそうは売れないのでは、ならば次回帰った時に書店にあったら買おうと。

　で10月下旬の帰福時に西澤書店に行きますと、“やっぱり”というか3、4冊並んでいて、1万円ほどでしたが購入に至りました。

　「写真が語る 福島市の100年」

　ところで「雑感139 故郷を思う：福島博覧会」に、福島博覧会をネットで調べて分かったのは「福島民友社が創刊70周年の昭和40年に開催した」だけで時期や場所、内容は記載なしと書きました。

　そして私の記憶から「昭和40年に福島競馬場で福島博覧会」と結び付けました。

　ところで「福島市の100年」の145頁には「昭和40年9月19日から10月13日まで、福島競馬場で福島博覧会が開催された。・・・博覧会は「あすの科学と産業文化」をテーマに。・・・のべ53万6000人が来場した」と。

　“やっぱり”私の記憶が間違っていないことが、文献的にも示されました。

　ところで「福島博覧会×競馬場」でネット検索すると、上述の「雑感 139」が上位にヒットし、思わず笑ってしまいました。

　
　※Google検索のトップに掲載↑

　 ツーさん【2023.4.24掲載】

葉羽　この本に掲載されている写真が何枚かネットに上がっているけど、いずれもいき出版が『無断転載厳禁』と。許諾取る時間がないから例示写真は無しだね。