第5回WBC（World Baseball Classic）は3大会14年ぶりとなる日本の優勝で幕を閉じましたが、40％超えのTV視聴率や帰国時の羽田空港での熱烈歓迎ぶりを見るにつけ、野球人気もまだまだ捨てたものではないと感じました。

　 侍ジャパン帰国歓迎の様子

　さて第1回は2006（平成18）年でしたが、日本が優勝したこと、贔屓ロッテの里崎捕手がベストナインに選ばれたことは、よく覚えています。

　ロッテからは8名がメンバーに選ばれました（投手5、捕手1、内野手2）。

　今大会ではヤクルトなど4チームからの4名選出が最多ですので、前年日本一に輝いていたとはいえ、如何に多かったかが分かると思います。

　 日本優勝／WBC2006

　そのせいだと今でも思っていますが、主力の半数近くがWBCに出場した結果、リーグ戦へのチームとしての調整がうまく行かず、戦力は前年とほとんど変わらないのに、その年はリーグ4位に沈みました。WBCの優勝以上に記憶に残っています。

　2009年の第2回大会では、決勝戦でのイチローの決勝打が印象的でした（雑感 85）。

　 イチローの決勝打／WBC2009

　そのWBC翌月の4月初めに結婚式に出席する機会があり、主賓の挨拶を述べました。

　新郎は「わかばやし」君で、ちょっと伸ばせば「わかばやしー」→「わか・ばや・しー」→「Waka・Baya・C」、略してWBC、今年はWBCがキーワードか、なんて昭和おやじ丸出しのスピーチをしたことが、WBC優勝以上に思い出されます。

　余談の方が記憶に残っている話でしたが、今回は日本の試合を全てTV観戦し、出場した選手一人ひとりが持ち味を十分に発揮した様が、感動を伴って脳裏に焼き付けられました。

　 ツーさん【2023.4.3掲載】

葉羽　いや～実に内容の濃い闘いばかりだった。事実は小説より奇なりと言うが、サプライズの連続でしびれたよ。終わった後、しばらく腑抜けになっちゃったけど（笑）