前回の雑感で「最近は小説のみならず、歴史を巡る本も読んでいます」なんて書きましたが、8年ほど前に買いながら読まずにいた「プロ野球ニュースで綴る プロ野球黄金時代」(全15巻:ベースボールマガジン社)も読み終えました。
(ベースボールマガジン社)
「プロ野球ニュース」には地上波第1期、第2期、CS時代とあり、現在でもCSでの放映があるようですが、「プロ野球黄金時代」は地上波第2期(1976(昭和51)年4月~1994(平成6)年3月)に基づくものです。
プロ野球ニュースが始まる前は、プロ野球の結果をその日に知るには夜のニュースの中のスポーツコーナーを見るしかありませんでした。
それも全体で5分くらい、さらに巨人戦中心、映像なしの結果だけの試合も多数ありました。
それがプロ野球ニュースは全試合(通常セパ合わせて6試合)を差別なく、各々5分くらいに編集してありました。
プロ野球ニュース
佐々木信也がメインキャスターで、解説陣も充実していて、私もそうでしたが、多くのプロ野球ファンが夜な夜な見たのではないでしょうか。
私はかつて巨人ファンでしたが、1987年よりロッテファンとなりました(雑感 56)。
今よりさらにマイナーだったロッテですが、プロ野球ニュースではロッテの試合でも差別なく放送してくれ、ありがたい限りでした。
そこで思い付いたのです。
ロッテの試合のある日はプロ野球ニュースを録画しておいて、勝った試合だけを編集したビデオを作ろう、それを見れば気持ちもスカッとするだろう、と。
1990~92年の3年間、「ロッテは強い!」というビデオを作りました。
かつて持っていたビデオ(PDF保存:筆者提供)
でも一度も見ることはなく、もう捨ててしまいました。そんなものですね。
ツーさん【2023.3.27掲載】
葉羽 二期のプロ野球ニュースが終わった1994年というと、イチローが200本安打を記録した年だね。130試合制での200本安打はイチロー一人。仮に1994年のイチローが現在と同じ同じ143試合に出場していたら、シーズン231安打という計算になる。そう考えるとトンデモナイ打者だったな。