高校3年までは福島に住んでいましたが、実家で牛肉のすき焼きは食べたものの、しゃぶしゃぶは食べたことがありませんでした。
しゃぶしゃぶという料理があることを知ったのは、大学1年か2年の時です。
テレビで「寺内貫太郎一家」を観ていましたら、樹木希林(当時は悠木千帆)と浅田美代子が「銀座にしゃぶしゃぶ食べに行こう!」と言っていて、そういう料理があることを知りました。
「寺内貫太郎一家」
初めて口にしたのは大学4年の卒論追い出しコンパの時です。
新宿の住友ビルの上の方でしたが、初めて食べてどう感じたかなんて覚えていません。
2次会でディスコ「カンタベリーハウス」に恩師森先生も連れて行き、森先生に会員登録してもらった、なんてことはよく覚えています。
カンタベリーハウス二号館/新宿
最近は旅先での旅館やホテルでの料理をよく写真に撮りますが、後で見て「そう言えば食べたかな」と思う程度です。
不味かったという記憶はありませんので、どれも美味しかったと思いますが、何が特に美味しかったなんて覚えていません。
日本酒の方がまだ覚えていますね(雑感 266)。単なる呑兵衛ということでしょうか。
でもたまに料理を覚えていることもあります。
人形町「今半」本店
平成15(2003)年1月に東京人形町の「今半」で食べたすき焼きの牛肉は、この世のものかと思うほど美味しかったです。接待される方でしたが。
あまりにも美味しいものを食べたせいか、翌日は発熱で寝込みました。
5年前に千葉鴨川の旅館で食べたフカひれの茶碗蒸しも覚えています。今まで食べた茶碗蒸しの中で一番美味しいと思いました。
記憶に残るフカひれ茶碗蒸し(筆者撮影)
山形湯野浜で食べた山形牛ステーキは、牛肉で五指に入る美味しさ、と給仕の方に言いました。美味しさは何かに紐付けると記憶に残るのですね。
ツーさん【2022.10.10掲載】
葉羽 あ~もう駄目だ。すき焼き食べに行こうっと(笑)