高校2年の時に甲子園での東北勢の優勝もそう遠くはないかと思いましたが、それからが長く、21世紀に入ってからは春夏で東北勢が9度決勝に進むも、いずれも準優勝でした。
その間に駒大苫小牧が優勝し、優勝旗は津軽海峡をも越えてしまいましたが、これは「白河の関超え」とは言わないのですね。
空路で超えたので、白河の関は通っていないということでしょうか。
駒大苫小牧の初優勝(2004夏)
それが今年は仙台育英が念願の初優勝。
準決勝で我が故郷の聖光学院(福島)が仙台育英に負けたのは残念でしたが(福島県勢のベスト4は1971年の磐城高校以来でした)、決勝戦での仙台育英の強さから納得させられました。
先制、中押し、ダメ押しと理想的な展開での勝利でしたし。
聖光学院、力尽きる
昨今暗いニュースが多い中で、深紅の優勝旗の白河の関超えは私にとっては嬉しい出来事でした。
物心つく前ではありますが仙台に住んでいたこともありますし。東北全体でも盛り上がったことと察します。
仙台に住んでいた頃の筆者(筆者提供)
高校2年17歳の時から、既に半世紀以上経ち、生きているうちに東北勢の優勝を見ることはないかということも頭をよぎり始めていましたが、やはり「歳は取るもの」(雑感 259)でしょうか。
決勝戦はテレビ観戦していましたが、試合後の校歌斉唱中にニュース速報とテロップが出て、何か事件での起きたかと思ったら「仙台育英初優勝 春夏通して東北勢初」と。
生で観ているというのに。頭が頭痛になる感じで、思わず吹き出してしまいました。
私の中では語り草になりそうです。
ツーさん【2022.9.12掲載】
葉羽 今思い出しても聖光学院敗退のシーンは泣ける。さぞ悔しかったろう。それを心に刻み人生の糧とせよ!