未だに夜型である私（雑感 35）は普段は9時過ぎに起きますので、朝食は摂りません。

　でもゴルフに出掛ける時は6時とかに起きて、朝からがつがつ食べるタイプではなく、ゼリー飲料「朝バナナ」を1袋摂ります（プレー中にも昼食前に別のゼリー飲料をもう1袋摂ります）。

　 朝バナナ

　そのバナナのゼリー飲料を見て思いました。

　今でこそ気軽にバナナを食べることができますが、私が幼少、幼稚園から小学校低学年の頃は、バナナは高級品だったと。

　記憶を確認するためにウィキペディアでバナナを調べますと、「日本における歴史－高価な希少品の時代」なんて項があり、戦後間もない頃はバナナ4～5本が平均的サラリーマン給与の2.5％程度（月収30万円なら7,500円）とあり、私の幼少の頃はもう少し安かったとは思いますが、高級品であったことは間違いありませんでした。

　ですので、バナナを食べられる機会なんて限られていました。

　 昔は高級品

　ウィキペディアにも記載がありましたが、まずは遠足の時です。お弁当やお菓子よりもバナナが楽しみでした。

　そして風邪で学校を休んだ時、何故かバナナが食べられました。

　母の実家に遊びに行きバナナが出て、食べている途中で剥いた皮を元の形に戻しましたら、伯父に「バナナ嫌いか？」と言われましたが、滅多に食べられないので姿形も惜しみながら食べていたのです。

　福島大学付属小の合格発表を見た後で、合格のご褒美にバナナサンデーを食べている写真が残っています。

　
　福島市にあったデパート中合の食堂で、バナナサンデーに舌鼓を打つ筆者
（昭和36（1961）年：筆者提供）

　母はラーメンを食べていますが、私はバナナサンデーでお腹一杯になったのでしょうか？バナナが特別だった時代が偲ばれます。

　色々と「隔世の感」を感じますが、バナナにも感じたということです。

葉羽　やっぱり安いと有難みも失せるのかな。十分に美味しいんだけどね♪