5月には急に思い立って富士芝桜まつりに行きましたが(雑感 249)、同様に先月20日は黒部ダムを経由して富山県立山室堂平の「黒部立山・雪の大谷フェスティバル」に行ってきました。
フェスティバルは6月25日までで、もう雪の壁も2~3メートルくらい、雪の壁の断末魔を観るのかと思っていましたが、まだ最高11メートルで十分に観光の眼に耐え得るものでした。
最高11メートルの雪の壁(筆者撮影)
天気予報では10℃くらいとのことでしたが、身構えていたほど寒くはありませんでした。
雪の大谷開通の頃(4月中旬)の両壁20メートルに比べれば見劣りますが、それが想像に難くないほどの雪は充分に残っていました。
ガイドの方に訊きましたら、今年は梅雨入りが遅かったせいか、例年よりは残っているとのことでした。
普段の行いが決して良いとは思いませんが、こういうこともあるのですね。
雪の大谷ウォークを望む(筆者撮影)
現在でも11メートルということは雪が融けきることはないのかと、さらにガイドの方に訊きますと、さすがに夏になれば消えるとのことでした。
室堂ターミナルの辺りの積雪は8メートルくらいだが、雪の大谷の辺りは吹き溜まりになっていて、それで雪が20メートルくらいの高さになるとのことでした。
20メートルもの雪を除雪してウォーキングゾーンを作るわけですが、自然と人間業(わざ)の調和といったところでしょうか。
黒部ダムの殉職者慰霊碑
帰りには黒部ダムの殉職者慰霊碑で手を合わせましたが、黒部ダム、そしてそこに続くトンネルは、人間業が自然に打ち勝った証なのかと感じてしまいました。
葉羽 う~ん、ここも一度は行ってみたい場所だなぁ。だけど、冬の只見町の道路にビビったくらいだから、あまり得意ではないかもしれない(笑)