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雑感253 旅路にて:滑り込みセーフ




by Tsuji
Reported by Tsuji
MP3"くつろぎ時間" by 音楽の卵
Site arranged by 葉羽

 5月には急に思い立って富士芝桜まつりに行きましたが(雑感 249)、同様に先月20日は黒部ダムを経由して富山県立山室堂平の「黒部立山・雪の大谷フェスティバル」に行ってきました。

 フェスティバルは6月25日までで、もう雪の壁も2~3メートルくらい、雪の壁の断末魔を観るのかと思っていましたが、まだ最高11メートルで十分に観光の眼に耐え得るものでした。

  最高11メートルの雪の壁(筆者撮影)

 天気予報では10℃くらいとのことでしたが、身構えていたほど寒くはありませんでした。

 雪の大谷開通の頃(4月中旬)の両壁20メートルに比べれば見劣りますが、それが想像に難くないほどの雪は充分に残っていました。

 ガイドの方に訊きましたら、今年は梅雨入りが遅かったせいか、例年よりは残っているとのことでした。

 普段の行いが決して良いとは思いませんが、こういうこともあるのですね。

 
 雪の大谷ウォークを望む(筆者撮影)

 現在でも11メートルということは雪が融けきることはないのかと、さらにガイドの方に訊きますと、さすがに夏になれば消えるとのことでした。

 室堂ターミナルの辺りの積雪は8メートルくらいだが、雪の大谷の辺りは吹き溜まりになっていて、それで雪が20メートルくらいの高さになるとのことでした。

 20メートルもの雪を除雪してウォーキングゾーンを作るわけですが、自然と人間業(わざ)の調和といったところでしょうか。

  黒部ダムの殉職者慰霊碑

 帰りには黒部ダムの殉職者慰霊碑で手を合わせましたが、黒部ダム、そしてそこに続くトンネルは、人間業が自然に打ち勝った証なのかと感じてしまいました。

葉羽葉羽 う~ん、ここも一度は行ってみたい場所だなぁ。だけど、冬の只見町の道路にビビったくらいだから、あまり得意ではないかもしれない(笑)


黒部ダム

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