今の東京の自宅の前に住んでいたのは、埼玉県川越市の建売住宅でした。
埼玉県住宅供給公社の物件で、市場価格に比して安めであることから、人気がありました。
昭和62(1987)年12月に申込みに行きましたが、自分たちが気に入った南西角地の物件は既に倍率が80倍ほど。
当選倍率120倍だった川越市の旧自宅(筆者撮影)
北向きですと10倍程度の物件もあり、そちらを申し込もうかとも思いましたが、カミさんが「どうせ外れるのだから、一番気に入ったところを申し込みましょう」と。
数日後に抽選があり、当選の連絡がありました。当たった物件の最終的な倍率は120倍でした。
このツキに乗じてと年末ジャンボを買いましたが、当たりは末等だけでした。
今年1月にワイドショーを見ていたカミさんが、金(Gold)の買取り価格がグラム7千円を超えたと。
思い出したのが、父が生命保険会社からもらった粗品の金杯(ずっと実家の押入れタンスにありましたが、実家売却で自宅に持ってきていました)。
医者として長年何かお手伝いをして、それでもらったものと思われます。
金杯
見ると「24K」の刻印があり、重さは50グラム。頭の中でパチパチと計算すると結構な額。
高級旅館に泊まる旅行や高級レストランでの食事などが頭をよぎりました。
4月頃には買取り価格がグラム8千円を超え、あまり欲張ってもいかん、そろそろ売り時かと買取り専門店に行きました。
店の方が金杯を見て一言、「これはメッキです」。
金メッキ
刻印をよく見ると「24KP」で、「P」はメッキということです。考えてみれば、粗品で純金50グラムをもらうわけはないですね。
でもタダで楽しい夢が見られました。タダで見られる夢を探すのも楽しそうです。
葉羽 う~ん、そう言えば親父が死んだとき、溜め込んでたガラクタ(にしか見えない)がいっぱい出て来たな。思い切って捨てたけど、もしかして?うむむむむ・・。