ちょっと前に私の故郷福島市出身の3兄弟力士のことを書きましたが(雑感 235)、この春場所に三男の若隆景が初優勝。
最近はNHKニュース7でチェックする程度でしたが、千秋楽結び3番と優勝決定戦は生中継を観ました。
若貴景(福島市出身)
決定戦で若隆景が勝った時は思わず「よっしゃー!」と声が出てしまいました。
新関脇での優勝はあの名横綱双葉山以来86年ぶり、福島県出身力士としては栃東(先代)以来50年ぶりの優勝、そして福島市出身としては初めて。まさに快挙でした。
さらに上を目指せる力士かと感じましたし、そうなってほしいものです。
優勝決定戦で高安を下す♪
それで思い出したのが栃東(先代)のことです。
栃東は、私が小学5年の昭和40(1965)年に関取(十両以上)になりましたが、その頃はかつてほどの相撲ファンではなくなっていました(雑感 73)。が、福島県出身ということで多少は注目していたと思います。
小学6年(昭和41年)の時の教生の先生(福島大学教育学部の附属小学校でしたので、年2回(確か)6週間ほど教育実習がありました)の言葉は今でもよく覚えています。
栃東と同じ福島県相馬市出身の先生で、「栃東は小学校の頃、俺より弱かったんだけどなぁ」と。
初代栃東(相馬市出身)
入幕後は技能賞6回、殊勲賞4回と、いわゆる技能派力士として土俵を沸かせ、昭和47年初場所では11勝4敗ながら幕内優勝を果たしました。
栃東が千秋楽で負ければ8人による優勝決定戦となるところだった、ということと併せて記憶しています。
中学2年(昭和43年)の時に4場所分ほど星取表をスクラップしていたようで、九月(秋)場所の星取表をPDFで示しますが、実に情報が凝縮されています。
昭和43年秋場所の星取表(筆者提供)
詳しくは次週ということで。
葉羽 うむぅ・・どういう方向に話が発展するのか予測がつかないね。うむむむむ。