緊急事態宣言が解除された10月から、日帰りも含めて少しずつ旅に出るようになり、季節柄紅葉を追いかけるような形になりました。
10月中旬にはひたち海浜公園でコキアの紅葉を楽しみ(雑感 217)、10月下旬には信州に出掛け(雑感 218)、先月は日帰りで日塩もみじラインへ、1泊で修善寺界隈へ出掛け紅葉を堪能しました。
修善寺楓橋にて(11月26日:筆者撮影)
今月初旬には会社の同期夫妻と4人で瀬戸内の方へ旅行しました。
日程調整した段階では特に意識したわけではありませんが、後楽園、倉敷周辺、栗林公園では、まさに紅葉が見頃でした。
いずれも機会があれば一度は行ってみたかったところですが、さらに紅葉が見頃とは、僥倖としか言いようがありませんでした。
大原本邸(倉敷市)離れ座敷から(12月3日:筆者撮影)
ふと思いましたが、北から南へ紅葉を楽しんだということで、言ってみれば桜と逆なわけですね。
毎年春にはニュースで桜前線が連日報道されますが、その逆である紅葉前線なる言葉はあるのか調べてみました。
浅学さをさらけ出しますが私は見たことも聞いたこともありませんでした。ちゃんとあるのですね、紅葉前線という言葉が。
ただ桜前線ほどメジャーではなく、そう頻繁に使われているわけではなさそうで、むしろ紅葉見頃情報なんかがよく使われているようです。
岡山後楽園にて(12月3日:筆者撮影)
最近は春=花粉症であまり春は好きでないという人も多いようですが、やはり厳しい冬を終えて春に向かうという高揚感があるので、桜前線は春の訪れの代名詞みたいに使われているのでしょう。
対して、早めに紅葉前線が過ぎ去る北国などではそれを機に長く厳しい冬に入るわけで、そんなことへの気遣いなのでしょうか。
ツーさん【2021.12.20掲載】
葉羽 なるほどね~ 福島には桜の名所がたくさんあるので、僕らはどっちかというと春のさくら巡りかな。ま、桜も紅葉も現地のラーメンが目的だったりするけれど(笑)