発泡性の白ワインは全てシャンパンと思っていましたが、仏シャンパーニュ地方産のみがシャンパンで、それ以外はスパークリングワインと呼ぶことを知ったのは、長い人生の中では比較的最近です。
シャンパーニュ地方
昔はシャンペンと呼んでいましたが、いつからシャンパンと言うようになったのでしょうか。
五輪に合わせて読んだ短編集「作家たちのオリンピック」収載の城山三郎著「硫黄島に死す」にはシャンペンと書かれており、初出昭和38(1963)年ですので、昔はシャンペンと言われていたのは間違いありません。
「硫黄島に死す」城山三郎
シャンパンは結婚式の披露宴くらいしか飲む機会がありませんが、ある時の披露宴で同じテーブルの方が乾杯の後で「あれは有名なシャンパンで結構高い」と。
そう聞けば貧乏人根性丸出しで、係の方にお代わりをお願いしました。その後はしばしば、ボトルごと持って来てもらいました。廃棄物減量の観点からも合理的かと。
話は古くなりますが、私の結婚式は都内の某有名ホテルで行いました(かつてビートルズが泊りました)。
結婚式にて
披露宴の後は二次会直行でしたので、以下は後で聞いた話ですが、新郎新婦の泊まる部屋を披露宴後の親族控室として使いました。
弟二人は披露宴で写真係をしていたこともあり、十分には飲んでいませんでした。で部屋にはシャンパンが。喉も乾いていた二人はあっという間にボトルを飲み干しました。
アルマン・ド・ブリニャック
新郎新婦のために用意されたシャンパンと気付いた母は、係の方に追加で準備するように頼みました。
伝票に4〇〇〇と書くのを見て母は「4千円とはさすが一流ホテル」と思ったら、何と4万円。
その晩に私一人で全部飲みましたが、言ってくれれば持ち帰ったのに。
ツーさん【2021.8.30掲載】
葉羽 1本4万円のシャンパンと言えば、ドンペリか写真↑のアルマン・ド・ブリニャック。ドンペリはあまりにも有名なので、ビヨンセも愛しているというアルマン・ド・ブリニャックの方にしておいたよ・・ボトル見たら分かりそうなもんだが(笑)