私は小学1年の時から年賀状を出し始め、昨今年賀状の発行枚数は減少傾向にあるものの、「普段の不義理もこれ1枚で解決」と未だに出しています。
ただこの歳になりますと、〇歳を機に来年からは欠礼させていただきますとか、奥さんから本人の死を知らせる喪中挨拶が来たとか、枚数は年々減っています。
喪中挨拶
恩師には最大7人に出していたのが、今や1人だけです。寂しい限りですが、時の流れのなすわざには抗えません。
かつては裏面にちょっとハンコを使うくらいで、あとは全て手書きでした。
ちょっとハンコ
出す枚数もせいぜい30枚くらいでしたので、何とかなったのでしょう(そう言えば、学生時代に冬休み帰省の折、親の年賀状の宛名書きのバイトをしたことを思い出しました)。
結婚(昭和57(1982)年)してからはカミさんとの連名で枚数が増えたこともあり、プリントゴッコ(昭和52年発売)を使うようになりました。
プリントゴッコ
印刷した後は少し乾かさなければなりませんので、8畳和室が年賀状で一杯になるのが常でした。
いただく年賀状も見るからにプリントゴッコ使用と分かるものが多かったです。
宛名こそ手書きでしたが、年に1回しか使わないものの、当時は実に便利な道具と感心したものです。
プリントゴッコ
時は流れ、平成10(1998)年頃からはパソコン&プリンターで作成していますので、15回くらいは使ったのでしょう。ご苦労様でした。
既に終売となっていますが、やがてはプリントゴッコという名前も忘れ去られるのでしょうね。
ツーさん【2021.8.23掲載】
葉羽 僕はもう2000年くらいから、基本こちらから出す賀状はやめにして(※貰った場合は返す。)徐々にメールに切換え。どうせ親しい人は岸波通信に読者登録してることに気づいてからは1月1日付けの『年賀配信通知』に代え、さらに2006年からは、岸波通信の『新春のご挨拶』で対応している。やめられなくて一番難儀していたのは職場の同僚・上司への賀状(とんでもない数!)だったけど、ある時、意を決して「賀状とは会えない人に書面をもって略儀で挨拶するもの。仕事始めに顔を合わせて直接、新年の挨拶ができる人には出しませんか」と宣言した。あの頃から考えると、ずいぶん楽になったものだ(笑)