宴たけなわ、いえいえ五輪たけなわですが、コロナ禍そして炎天下、無事に終えることを祈るのみです。
生まれて(1954年)からの夏季五輪開催地は全てそらんじているほどで、五輪にまつわる思い出は語り尽くせないほどです。
思い出の数が一番多いのは1964東京五輪ですが、一番の五輪思い出は?と訊かれれば、私自身が高校2年の秋までバレーボールクラブに所属していたこともあり、それは1972ミュンヘン五輪の男子バレーボールです。
1972年9月10日のメモに「男子バレー優勝」の記載あり(筆者提供)
1964東京五輪では銅、1968メキシコ五輪では銀、そしてミュンヘンでの金を目指しました。
開幕半年前くらいから「ミュンヘンへの道」なるアニメと実写でバレー選手を毎週一人ずつ紹介するテレビ番組があり、高校3年の受験期にもかかわらず私も毎週欠かさず見ていました。
ミュンヘンへの道
人気選手は女性週刊誌の表紙を飾ったほどで、いやがおうにも金メダル獲得に向け日本中が盛り上がりました。
予選を難なく通過し準決勝はブルガリア戦でしたが、格下と思われた相手にいきなり2セット連取されました。
そこから奇跡的と言われる大逆転劇。そして筋書き通りが如くの金メダル。
遂に金メダル獲得!
金メダル獲得と共に忘れられないのが、ブルガリア戦での南将之選手のある行為です。
相手のアタックはコートを割り審判はアウトと判断しましたが、ブロックに飛んだ南選手は手を挙げてワンタッチを自ら申告したのです。指先をちょっとだけかすめたのでしょうね。
南将之選手
フェアプレイの極みでもありますが、人間の生き様としても長く語り継がれてほしいことだったと思います。
ツーさん【2021.8.2掲載】
葉羽 スポーツマンシップに則ったプレーは清々しいね。今期五輪では何かにつけて韓国が政治や遺恨を持ち込んだり、反日運動に余念がないのでうっとおしいことこの上ないが(笑)