この6月には、山縣亮太選手の陸上100m日本新記録、ゴルフの笹生優花選手の全米女子オープン制覇と、珍しく2日連続で明るいニュースが舞い込みました。
ところで「笹生」は「ささき?ささお?(そう読むこともあるようです)」と思いましたが、「さそう」でした。これは知らなければ読めないですね。
笹生優花選手
「山縣:やまがた」は知っていたから読めたのですね、「縣」を「かた(がた)」と読むのは固有名詞以外ではありませんから。
「田原」には「たはら・たわら・たばら」と3つの読み方がありますし、「高沢」も「たかざわ・たかさわ」、「中田」も「なかだ・なかた」と複数の読み方がある苗字はいくらでも列挙できます。
人名とか地名とか固有名詞は漢字をどう読ませてもよいわけですので、知らなければ読めない固有名詞は沢山あります。
栃木県真岡市
「真岡(栃木県)」を「まおか」と読んだら、先輩が小馬鹿にしたような顔で「もおか」と教えてくれましたが、恥じることでも何でもないですね。正式な読み方からは外れているわけですから。
私の苗字の「辻」は「つじ」しか読みようがありませんが、例えば上記の「田原」をどう読むかはどこかに書いてあるのでしょうか?手許にあった戸籍謄本を見ると、読み方は書いてありません。調べてみると戸籍には読み方を記す必要がないと。
ということは、例えば「田原」を「たばら」と読むことは先祖代々からの口承なのでしょうか?
十字路(辻)
はたまた辻は十字路のことですので「よつかど」と読んでもよいのでしょうか?
日本語は奥が深いというか、結構いい加減とも思ってしまいます。
ツーさん【2021.7.19掲載】
葉羽 ホラ、福島県に双葉郡葛尾村ってあるでしょ? Wikiなど見ると読み方は「カツラオ」ってなってるから、それが正規の読み方なんだろうけど、地元ではそう呼んでいない。ジモティはみんな「カズロー」って呼ぶんだよね。方言的な読み方が正式名称になった真岡市とは逆パターンのような気がする。