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雑感192 手紙




by Tsuji
Reported by Tsuji
MP3"くつろぎ時間" by 音楽の卵
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「かあちゃん」と題して、書いたのは伯母のことでしたので(雑感 189)、母のことも少し書かねばと。もうすぐ母の日でもありますし。

「手紙」、由紀さおりのヒット曲のタイトル、いえいえ、東野圭吾の小説の題名、いえいえ。

  由紀さおり「手紙」

 母は私が32歳の時に亡くなり、48歳の時に亡くなった父との思い出の方が圧倒的に多いのですが、母との一番の思い出は?と訊かれれば、それは母から送られてきた手紙でしょうか。

 母からの手紙、葉書の類はPDF化して保存してあります。

 大学に入学し(昭和48(1973)年)東京での一人暮らしを始めましたが、大学1、2年の時は部屋に電話はなく、緊急時以外は手紙、葉書が実家からの連絡ツールでした。そして仕送りは現金書留でした。

 現金書留にはお金だけではなく、必ず手紙も入っていました。

 初めて子供を一人暮らしさせての心配は尽きず、ああせい、こうせいと毎回のように書いてあり、時には「2千円同封しましたから 何か美味しい栄養のあるものを食べて下さい。パチンコ等やらないで」と。

 それと同じくらい書いてあったのが「送金を受取ったら返事下さい。心配していますから」「届いたら返事下さい」といったようなこと。

 まあ、男子学生なんて皆そんな感じだったのでは。

 でも、たまには私からも書いて送ったようで「思いがけないお便り とても嬉しく 短い文章を幾度も読み返しました。忙しい中を 誕生日覚えていてくれて 本当に有難う」なんてのも残っていました。

  母への手紙

 多少は親孝行もしていたかと胸をなでおろすしだいです。

  ツーさん【2021.5.3掲載】

葉羽葉羽 書いておいて良かったね。親になるとその気持ちが分かるけど。凄く嬉しかったと思う。で、由紀さおりの「手紙」だけど、よく考えると凄い歌詞だったよね?「死んでも貴方と 暮らしていたいと‥」だよ!(笑)


手紙

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