野依良治先生は平成13年秋にノーベル化学賞を受賞されましたが、その翌年1月に日本化学会主催の受賞記念パーティがパレスホテルで行われました。
当時私は研究所勤務でしたが、研究所として日本化学会に所属していましたので、1名様ご招待の案内がありました。
野依良治博士
1名様ということで、所長が行くしかない、これも役得かと行ってきました。
その本心はというと、ノーベル賞受賞者を生で見たいということでした。
学会や講演会で野依先生の講演をお聞きしたことはありましたが、いずれも受賞前でした。言ってみればミーハー的興味からです。
行ってみると野依先生のみならず、その前年平成12年にノーベル化学賞を受賞された白川英樹先生もお祝いに駆けつけておられ、何とお二人のノーベル賞受賞者にお目に掛かれました。プチ僥倖。
白川英樹博士
ボブ・ディランのコンサートには4年前の4月に行きましたが、私が知っている1960年代、70年代の歌は全然歌わなかったものの、あのディランと同じ空間にいるというだけで感激ものでした。
4年前の時点でディランは74歳でしたので、来日はそれが最後かと思っていましたが、この4月に日本公演があると。
コンサートはもういいかと思いましたが、ノーベル文学賞受賞者を生で見るかと、昨日5日日曜日のチケットを確保していました。
残念ながら新型コロナの影響で来日は中止。
ボブ・ディラン
ノーベル賞受賞者3人を目にしたとは書けませんでしたが、でもちゃんと、話の種にはなるのですね。
こんな、風に、吹かれて。
ツーさん【2020.4.6掲載】
葉羽 僕はどっちかというとピーター、ポール&マリーなんだよね。あの頃、東京にコンサート聞きに行くなんて発想自体わかなかったな・・貧乏過ぎて(笑)