初めてカラオケなるものに接したのは、昭和52年大学卒業間際の春休みに福島に帰り、父との会食の後で行った、父の知合いがマスターのスナックだったと記憶しています。
もう40年以上前です。
ギターを弾きながらフォークソングを歌ったりはしていましたが、プロと同じバック演奏で歌えることは画期的なことでした。
8トラックカラオケ
今では信じられませんが、確か8トラックとかいうカセットを機器に差し込み、冊子の歌詞カードを見ながら歌いました。
収録曲にフォークソングなどはなく、渡哲也の「くちなしの花」や小林旭の「昔の名前で出ています」など、本当に歌謡曲っぽいという曲ばかり歌っていました。
それでも画期的だったのです。
父が晩年、ボケ防止にとカラオケセットを買って歌っていたのは、懐かしい思い出です。何故かマイクは2本ありました。
自宅へ購入
会社に勤めている頃は飲み会の二次会でよくカラオケに行きましたが、最近は退職者同士、早く帰れるからと、夕方からカラオケ、その後に飲み会なんてパターンも増えました。
素面(しらふ)では歌えないと思っていましたが、カラオケで飲めばよいのですね。
カラオケ途中に「高音がよく伸びているね」とか「味のある歌い方だ」とか誉め言葉を聞くこともありますが、全く必要ないと思います。
自己陶酔の世界(笑)
カラオケは所詮自己満足、そして自己陶酔の世界ですから。
ツーさん【2020.2.17掲載】
葉羽 僕も就職したころ、先輩に喜多方のカラオケ・スナックへ連れてかれた。やはり8トラックだったけど、ナンバーは演歌さえも希少。ほとんどは軍歌だった。「歌え」って言われたけど、そりゃね・・(苦笑)