昨年の私の重大ニュースのトップは、人生初のクルーズ旅行などもありましたが、何と言っても秋に福島市の実家を売却したことでした。
人生初の・・
私が住んでいたのは十数年で、増築や改築で私が住んでいた頃の面影は全くなくなりましたが、やはり私にとっては特別の地でした。
父亡き後は別荘のように使い、時々帰っては父の遺したステレオで音楽を聴くことが、勤めている頃は息抜きの一つでもありました。
夫婦2人は住める仕様になっていましたので、私は終の住処にしたいとも思っていましたが、東京生まれ埼玉育ちのカミさんは絶対に移住を承諾しません。
都会暮らし
息子か娘に相続しても行くことはなく、荒れ放題(私は時々帰って線香をあげ、そして庭も掃除し、それなりに小綺麗にはしていました)で近所迷惑になることは目に見えています。
70歳くらいまでは別荘として持っていようかと思っていましたが、前期高齢者となった昨年、色々と考え手放すこととしました。
跡地
言ってみれば大きな終活です。老前整理(参考:雑感21)もまめにしていますが、実家の売却は老前整理というよりは終活でした。
終活をしたからといって、別に死に急いでいるわけでは決してありません。
ただただ、元気なうちに、自分でできるうちに、整理できるものは整理する。それだけのことです。
お墓
1月上旬に福島の菩提寺に墓参りに行った折には住職に会い、お墓の今後のことを色々尋ね、選択肢は幾つかあると知りました。
ツーさん【2020.2.3掲載】
葉羽 うちもそうだよ。両親が亡くなってから二軒あった敷地の半分を地主さんにお返しして一軒だけにするよ。息子夫婦にはちょっと維持できそうにないんでね。てか二軒いらないか(笑)