東京へは中学の修学旅行で行ったくらいしか記憶がありませんでしたが、大学入学とともに東京に住むようになりました。
今では信じられないような初々しい思い出が幾つかあります。
上野広小路駅
上野広小路から地下鉄銀座線で終点の渋谷まで行きますと、上野では地下から乗ったはずなのに渋谷駅は3階で、何とも言えない不思議な感じがしました。
(今でも渋谷駅では地下鉄銀座線は3階で、鉄道の駅では一番上です。なお地下鉄副都心線は地下5階です。)
銀座線渋谷駅
高田馬場駅での構内放送は「だだだのだだ~、だだだのだだ~」としか聞こえませんでした。
井の頭線永福町に住んでいて、永福町は急行停車駅ですが、急行券がないと乗れないのではと、はじめは急行に乗れませんでした。
井の頭線永福町駅
京王線に乗って、ある駅で停まった時に、私はドアの側に立っていましたが、明らかに外国人と分かる女性が私に聞いてきました、「トビタキュー?」と。
「ノーサンキュー」と答えたかったのですが、英語ではないらしいと思いましたので、首を横に振り、分からないという仕草をしました。
飛田給駅
「トビタキュー?」と聞かれましたが、それが「飛田給(に、この電車は停まりますか)?」と聞かれていたのだと気付いたのは、ずっとずっと経ってからでした。
ツーさん【2019.6.24掲載】
葉羽 僕は都会を歩くときには、どっちの方向が北が、自分がいまどっちの方向に向かっているか確認できないと不安になる。知らない都会の場合は特にそう。だけど地下鉄に乗ると、その感覚が狂ってアタフタしちゃう事が多いんだよね~。田舎もんなんだな。