私の初孫(娘の長男)は昨年8月で4歳になりましたが、まだ3歳だった頃、それまで届かなかったものに手が届くと「ボク、てがのびたよ」。どこに住んでいるの?と聞くと「よんかい(4階)」と。
息子が幼稚園だった頃に、「パパ、げいのうじんってなに?」と聞かれ「テレビで歌を歌ったり、お芝居をしたりしている人だよ」と答えると、息子が「じゃあ、ボクたち、げいのうじんだね」と言っていたことが思い出されました(子供たちを随分とビデオに撮っていました)。
昨年12月に孫の幼稚園でのお遊戯会があり、終わった後に娘一家は我が家に来ました。
娘婿にビデオを見せてもらうと、10月の運動会でのお遊戯では隣を見ながらワンテンポ遅れる感じだったのが、ちゃんと前を見て演じ、最後にはクラスを代表してお礼の言葉をしっかり、つまずくことなく述べていました。
「うまくできたね、良かったね」と褒めてあげると、孫は右手を目一杯上に伸ばして「ボクきょう、テンションこ~んなにあがった」と。
「えっ、普段はどのくらい?」と聞くと、右手を胸の辺りに降ろして「このくらい」と。
テンションって何?と聞けば孫は答えられませんが、意味するところは分かっていて、自然と身に着けていたようでした。
「忖度(そんたく)」という言葉は、浅学さを曝け出しますが、流行語になった頃に初めて知り、意味は分かりましたが、未だに自分の言葉として消化していません。
言葉は体得するものなのでしょうか。
ツーさん【2019.2.4掲載】
葉羽 いやぁ、抽象的な話なので画像チョイスに手間かかった~(笑)