私の初孫は8月で4歳になりましたが、まだ3歳だった今年の春先、私が孫と手をつなぎ娘が後ろに付いて、3人で歩いている時でした。

　車種は分からないものの、孫は車のマークを見て、どのメーカーのもの車かほぼ分かっています。

　車のマークを手でやってみることも覚え、「レクサスは？」と聞くと右手の親指と人差し指で「L」のマークを作ります。

　で娘（ママ）が孫に「ゆうくん（悠真）、アウディもできるようになったんだよね。じいじに見せて」と言うと、アウディのマークは左右の親指と人差し指で輪を作り、輪つながりにするわけですが、孫曰く…

「ママ、いま、じいじとてをつないでいるから、できないよ！」

　それが嫌いとかいやで、あるいは我がままで娘に抵抗することはありますが、なるほどと思える理由で抵抗するのは初めて見ました。

　4月には弟（私の2人目の孫）ができ、兄としての気遣いもあり（参照：雑感40 ぬか喜び・・・でもないかな）、とても可愛がっています。

　先日のことでしたが、娘が何気なく兄の幼稚園帽子を弟に被せました。

　娘が「たっくん（弟の拓真）にも似合うじゃない」と言うと、兄は「にあわないよ！」と言い、帽子をさっと取り上げました。

　弟が可愛いと思う中にも、ライバル心が芽生えているのを感じました。

　こんなふうに自我が目覚め、段々と人格が形成されてゆくのですね。

　 ツーさん【2018.10.22掲載】

葉羽　うちの孫たちだと、下の男の子がお兄ちゃんに対抗しようとするのが目につくね。弟は（年の割に）身体が大きいので、小柄な兄（弟よりは少し大きい）は体力じゃなく目力とか言葉の迫力で対抗する。見ていると本当に面白いよ(笑)