長野県上田市に単身赴任していました頃に、上田から福島市(実家にはもう誰も住んでいませんが、焼香&風通しに時々帰っています)まで高速のみで帰るとなると、上田~(上信越道)~上越~(北陸道)~新潟~(磐越道)~郡山~(東北道)~福島という道順でした。
今なら北関東道路経由の方が近いですが、当時はまだ全線開通ではありませんでした。
一時期高速全線一律1,000円という時がありましたが、福島西インターを降りた時に思わず「やったー!」と叫んだことが懐かしく思い出されます。
(福島トンネル)
磐越道を走っていて新潟県から福島県は会津に入りますと、会津地方に住んでいたことはありませんが、山々の景色が妙に目に馴染むのです。
福島市まではまだ100km以上ありますが、もう福島に帰って来たという気になるのです。「ああ、故郷福島だ」と。
長野県の山も福島県の山も見た目にはさして違いはありませんが、感じ方が違うのです。
単身赴任で住んでいた上田の社宅の3階からは遠くに山が見え、上田は上田でよいところですが、福島の山々とは違った趣でした。
(上田市)
風景が目に馴染む、それがやはり故郷なのでしょうか。
ツーさん【2018.7.2掲載】
葉羽 僕は会津の単身赴任が長かったので、やはり土湯峠を越えて福島の街並みや信夫山が見える時がうれしかったね。故郷って、本当にいいもんだと思うよ。