小学1年の時の運動会には徒競走ではなく「なし釣り」という競技があり、私は1等でした。
父親のカメラの方を向きながらゴールしている写真がありますので、余裕の1等だったのかもしれません。
余裕の一等賞?(筆者提供)
運動会で小学1年のなし釣りは定番であると私は思っていました。
20代半ばの頃でしたか、たまたま会社の同僚と幼少期のことや運動会のことなどを話していたのでしょう。
私が「そう言えば、運動会のなし釣りでは・・・」と話すと、「なし釣りって何?」と聞かれました。
その時にハッと思ったのです。福島は梨の産地だからなし釣りという競技が運動会にあった、非常にローカルな競技だったと。
なし釣りは今でも行われているのでしょうか。因みにこの競技は、パン食い競争みたいなもので、パンの代わりに梨が箱に入っています。それを紐で結んで釣り上げて、そしてゴールします。
また、川のほとりは総じて「わいはん(隈畔)」というのかとずっと思っていましたが、これも阿武隈川の河畔なので隈畔なのですね。
(阿武隈川の白鳥飛来地)
自分の世界観がまだ狭かった頃、自分の常識が世間一般の常識と思っていたような、そんなことって誰しもあるような・・・。
ツーさん【2018.5.14掲載】
葉羽 そうだな~ 僕の場合は「方言」かな? 自分では美しい標準語を話しているつもりだったけど、沖縄に行ったとき、カラオケスナックのお姉さんに「なまってますよね?」と言われて愕然。それまで40年間も自分の言葉の訛りに気づいて来なかったとは…これはショックだったね~(シティボーイのつもりだったから(大笑い))