今年の桜の開花は例年になく早く、その華麗さを楽しむだけではなく、地球温暖化に思いを巡らせた方も多かったのではないでしょうか。
長野県上田市に単身赴任していた頃ですが、週末は車で東京の自宅に帰っていました。
上田社宅と東京自宅は180kmの距離でした。
4月初めは上田では雪が舞うこともありましたが、東京自宅に向かうと、上里サービスエリア(SA)(上田から碓氷峠を超え、関東平野に入ってすぐのSA)では桜が5分咲きくらいになっていて、都内に入るとそれが満開になっていて思わず「おー!」と声を上げたこともあります。
(都内の桜)
都内は葉桜になってしまった頃に上田に戻りますと、甘楽SAでは桜が満開になっていて、横川SAでは5分咲きくらいになっています(高速のSAには結構桜が植わってあります)。
そして碓氷峠を超えて小諸、上田と下ってゆきますと、7分咲き、満開となってゆきます。
単身赴任の行き来の中で、まさに桜前線を楽しむことができました。
日本人ですので、見えて一番嬉しいのはやはり富士山でしょうか。富士山そのものは見えない地方にも、我が故郷の吾妻小富士や津軽富士と言われる岩木山や、たくさんの富士山があります。
(吾妻小富士)
私は吾妻小富士が見えても心が高揚し、岩木山の美しさにも惚れ惚れしました。
富士山の次が桜でしょうか、日本人としましては。
ツーさん【2018.5.7掲載】
葉羽 今年の吾妻小富士の雪解けは早かったね。4月下旬には雪ウサギの耳が短くなってアルパカみないになって、5月には既に形が分からなくなっていたよ。上田市と都内じゃ高度も違うから、桜前線を見るのにこの上ない条件だね。ま、通うのは大変だったと思うけど(笑)