2年前の3月下旬ですが、千葉県は館山に旅行に行きました。
運が良ければ桜の開花が見られる日程でしたが、館山の桜の名所である城山公園に行きますと、残念ながらまだでした。
(館山/城山公園)
しかしよく見ますと桜の木1本に1つ、2つ、あるいは3つとつぼみが顔を出しています。
満開になりますと固まりとして全体を見ますが、その時は何本かの桜の木を1本1本丁寧に見ました。1本1本をじっくり見たのは初めてで、桜の木の枝ぶりがよく分かりました。
開花が春の訪れなら、つぼみの発見は春の近づきでしょうか。
(足立美術館の庭園)
昨年3月初めには足立美術館に行きました。
十数年日本一に輝いている庭園は、評判通りに目を見張るものがありました。
が、3月初めということで色彩あるいはコントラストの一番少ない時期でした。全体にぼやっとした薄茶色という感じでした。
館内には新緑の、紅葉の、さらには雪に覆われた庭園のポスターが貼ってあり、それらに比べると見劣りするかと思いました。
でも、これからの豪華絢爛さに向けての美しさを蓄えている時期かと、それはそれで良い時に見られたと思えました。庭園の胎動を窺い知ることができた感じでした。
旬を逃した負け惜しみかもしれませんが。
ツーさん【2018.4.16掲載】
葉羽 いずれも僕はまだ行ったことが無いよ。「旬を逃した」って言葉から思い起こされるのは、やはり食い物。特にホヤかな。ずっと食べられると勘違いしてたら「今は季節じゃないんで入荷しませんね」って。でも、その後はホヤの塩辛を食べ続けてるけどね(笑)