渡辺淳一の「花埋み(はなうずみ)」(講談社文庫)という小説の後書きに「…(日本最初の女医である荻野)吟子は今では埼玉県が生んだ三大偉人のひとりに数えられている…」とありました。
(荻野吟子)
さて埼玉県の三大偉人のあと2人は誰かと調べましたら、埼玉県のホームページに記載があり、言ってみれば県のお墨付きですが、渋沢栄一と塙保己一でした。
いずれはノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章教授が、誰かにとって代わるかもしれませんが。
精査したわけではありませんが、三大偉人を謳っているのは埼玉県だけのようです。
では我が故郷、福島県の三大偉人は誰か? ある時、小学校来の友人であるアンブレラあつしさんと酒席の話題にしてみました。
趣味は女遊び、特技は借金、ほとんどの業績は既に否定されている、しかし、野口英世はやはり外せないと。
2人目は、「栄冠は君に輝く」をはじめ数々の名曲を残した古関裕而。
野口英世、古関裕而ほどスパッとは出ませんでしたが、3人目はゴジラやウルトラマンの生みの親とも言える円谷英二かなと。
ちなみに次点は、東京オリンピックのマラソン3位の円谷幸吉でした。
おらが町の三大偉人を考えることは歴史にも触れることであり、埼玉、福島以外では山形、宮城、東京、長野に住んだことがありますので、それらの都県の三大偉人も考えてみようかと思っています。
ツーさん【2018.3.12掲載】
葉羽 なるほどなぁ…実は僕も最近、同じことを考えて、古関裕而までしか思い浮かばなかった。西田敏行や中畑清は偉人とは違うし、梅沢富美男ではもっとアレだし(笑)円谷英二、同意です。