30代後半の頃でしたが、会社からの業務命令で英語、主には英会話を勉強させられました。
週に1回ネイティブから2時間ほどの授業を受けました。さらに自分で参考書を買ったり、ラジオ講座を聞いたりして勉強しました。
ラジオ講座は、今はもうありませんが「やさしいビジネス英語」という講座を聞き、番組をカセットテープに録音しては通勤途中で聞いていました。
英会話自体は全然やさしくなく何度聞いても分からないくらいと言うか、ほとんどチンプンカンプンでした。
しかし、様々なビジネスシーンでの会話の内容は、その後の仕事に役立つようなものが幾つかあったように記憶しています。
その一つが「知識と経験はどこにでも持って行ける」というものです。
部下の方が異動する時、あるいは派遣の方の契約が切れる時、送る言葉として何度も使わせていただきました。
「部署は変わっても知識と経験はどこへでも持って行けます。培った知識と経験を活かして、新天地での活躍を祈ります」と。
誰にでも使える送る言葉で、それを思うとテキスト代は随分と安上りだった気がします。
ツーさん【2018.2.26掲載】
葉羽 一番最後の図で分るように、まさに知識と経験がクリエイティブな考えの基本だよね。