<<INDEX | <PREV | NEXT>

雑感16 安部公房とボブ・ディラン



by Tsuji
Reported by Tsuji
MP3"くつろぎ時間" by 音楽の卵
Site arranged by 葉羽

 大学生の頃によく聴いたのはボブ・ディランの歌であり、よく読んだのは安部公房の小説でした。ファッション的だったかもしれませんが。

 ボブ・ディランのレコードは20枚以上持っていて、オートバイ事故による沈黙の後にリリースしたアルバム「復活」は今でも聞いています。

 昨年は遂にコンサートにも行きました。

 

 川端康成がノーベル文学賞を受賞した後、次の候補は三島由紀夫と言われていましたが私が高校1年の時に自決し、その後は安部公房か大江健三郎と言われていました。

 2人の作品はそれなりに読んでいましたが、当時「砂の女」が国際的にも高い評価を受けていたこともあり、私の判断はズバリ安部公房でした。

 で、投機的意味合いも含めて、安部公房は全集で読んだものです。しかし、安部公房が案外早く亡くなったこともありますが、私の読みは見事に外れました。

 

 それが昨年、ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞。ニュースを見た瞬間はエッと感じましたが、知っているディランの歌詞が脳裏を巡り、それもあるかと思いました。

 私の中の安部公房とボブ・ディラン、この巡り合わせを表す言葉を持ち合わせてはいませんが、何とも言えない妙な感じです。

  ツーさん【2017.12.18掲載】

葉羽葉羽 ボブ・ディランの「風に吹かれて」とジョン・レノンの「イマージン」は、僕の中でも不朽の名作です。安部公房は‥‥‥残念ながら若い時には読まなかったな。ホラその頃って、小松左京や筒井康隆だったから(笑)

 


ボブ・ディラン

PAGE TOP


 

 Copyright(C) Tsuji&Habane. All Rights Reserved.