私が子供の頃に見たアニメ「おそ松くん」や「おばけのQ太郎」は、息子もまた幼稚園の頃に見ていました。
息子はおそ松くんに出てくるイヤミが大好きで、その物まねで「○○ざんす」「××ざんす」とやたら「ざんす」を口走ります。
教育上あまりよろしくないかと、息子に「ざんすは良くない言葉だからやめなさい」と言うと、素直な息子曰く「パパ、分かった、ざんすはもう使わないざんす」。
そんな息子も小学4年になると、中学お受験のために塾に通い始めました。息子の勉強はカミさんがみますが、夜9時頃にようやく夕食にありついた私の横で、
「さっき教えたばかりじゃない!」
「何回言ったら分かるの。
何十回、何百回、何千回言っても分からないの!」等々々。
希望校に合格した息子に
「お前も大変だったな。毎日毎日お母さんにあんなにガミガミ言われて」
とねぎらいましたら、息子曰く
「お父さん、人間、あれくらい言われないと成長しないからね」。
何かホッとしたような気持ちと共に、息子に教えられたような感じを覚えました。
ビジネスにも繋がる一句かなと。
ツーさん【2017.11.13掲載】
葉羽 おそ松くん、流行ったよな~。ずいぶん経ってからアニメ化されたようだけど、テレビでは見たことは無い。そしたら、浦沢直樹の新連載『夢印 -MUJIRUSHI-』のキーマンとして、あのイヤミ氏(にソックリなキャラ)が出てるのね。「ザンス」…蘇ったようだよ。