私は既に退職していますが、平成17年6月から6年間は勤めていた会社の、長野県にある上田工場(医薬品や健康食品を製造)に赴任していました。
その上田工場がISO14000、いわゆる環境ISO、を取得することになりまして、平成18年1月に工場長として私がキックオフ宣言を行いました。
その時に引用させていただいたのが、私の小学校1、2年の時の担任だった佐藤亘先生からの、平成16年の年賀状に書いてあった次の一節です。
『(略)南の島の或る原住民には、次の様な意味の言葉が言い伝えられているそうですが、含蓄のある言葉だと思います。「私達が生活している此の世は、子孫からの借り物である」…だから今の自然を大切にしなければ…(略)(原文まま)』
何の説明もいらない、ただただ味わうべき言葉と思います。
キックオフ宣言ですので工場としての対応の仕方や今後の予定など含めて5分ほど話しましたが、言いたかったのは上記の一節だけでした。
恩師からは幾つになっても教えられることばかりで、頭が下がる想いです。
その先生も一昨年お亡くなりになり、いろいろ教えてくださったことに深く感謝し、ご冥福をお祈りするのみです。
ツーさん【2017.9.4掲載】
葉羽 あるよね、そういう思い出。同じ小学校低学年の時、掃除をさぼっていて先生に「コラ!掃除というものはナ、自分の心をきれいにするつもりでやるもんなんだ!」と叱られた記憶がいまだに残っているよ。