齢(よわい)重ねて今年7月で早63。ここまで無事に生きてきたことに、ただただ感謝、感謝。
徒(いたずら)に年輪を重ねたわけでもなく、これまでの人生においていろいろなことを感じたり、考えたり、思ったりしてきました。
それらを肩肘張らずに「雑感」という形で書き残しておくことも、何かしら意味はあるかと筆を執ることにしました(実際はキーボードを叩くのですが)。
私の好きな言葉の一つに、イギリスの哲学者・政治家であるベーコンの「読書は充実した人間をつくり、書くことは正確な人間をつくる」(出典、というか私が知ったのは、江口克彦「成功への知恵」PHP文庫)があります。
雑感といえども、書き記すからには正確を期さねばなりません。ベーコンの言葉も、どこに書いてあったのか蔵書を少し調べました。
何もかも全て一字一句覚えている必要はありません。ベーコンの言葉も「読むことは人を豊かにし、書くことは人を正確にする」くらいに記憶していました。
ここに書くためにちょっと調べたしだいです。
書くことは記憶の糸を手繰(たぐ)ったり、調べるために蔵書を紐解いたり、これ即ち、ボケ防止にも効果がありそうです。
ツーさん【2017.9.4掲載】
葉羽 同感です。「しくじり先生」ではありませんが、たとえ失敗したことでさえ、後進にとって何らかの戒めになるはず。僕もそういう想いで書いて来ましたから。