青山君の思い出「建設省→高級官僚」に絡んで先月は芋づる式に4編書けましたが、もう一つ思い出しました。
小学校の頃、母の実家(山形県南陽市)には夏休みとか休みごとに、長期滞在していました(雑感 96)。
山形県南陽市
近くには伯父一家が住んでいて、そこの兄弟(従兄弟)とはよく遊びました。弟は東大法学部卒で防衛庁(当時)に就職しましたが、防衛庁が伯父の逆鱗に触れ勘当されてしまいました。
「防衛庁とは何事か!」と、伯父の信条に合わないところがあったのでしょうか。
そう言えば、兄とはお互いの結婚式に出席していましたが、兄の結婚式に弟はいませんでした。
防衛庁から防衛省へ
時は流れ平成18(2006)年に伯父が亡くなり、告別式は都合が合わず、日曜日に弔問しました。
伯母と従兄弟二人に会いましたが、弟とは40年ぶり以上くらいの再会で、街ですれ違っても分からないなと思いましたが、話しているうちに昔の面影が蘇ってきました。
それはともかく、祭壇に、時の総理大臣小泉純一郎の花輪が。当時弟は、どの程度偉いのかは分かりませんが内閣参事官でした。
小泉純一郎氏
さらに時は流れ、平成29年に南スーダンPKOの陸上自衛隊日報の非公表が問題になり、連日のように防衛事務次官・黒江哲郎がTVに出ましたが、それが何と勘当された弟、「哲ちゃん」だったのです。
私は平成18年に会っていたのですぐに分かりましたが、私の弟(雑感 403)は何かで電話してきた折に「そう言えば、最近TVで見る黒江哲郎って、あの哲ちゃん?」と。

哲ちゃんの名刺(平成18年)(筆者提供)
自衛問題関連の解説者として最近TVで見ましたし、Wikipediaにも載っていますし(青山君も載っていました)、親族では一番の有名人ですが、日報問題がなければ彼が事務次官とは知らなかったでしょうね。
ツーさん【2025.11.3掲載】
葉羽 親族の有名人!?・・いないなぁウチは。いいんだ僕なんか、清く貧しく美しく。(イジイジ:笑)