それが初めての海外ではありませんでしたが、平成12（2000）年に米国に出張した時に、以前プライベートでハワイに旅行した時や、欧州に出張した時は感じませんでしたが、日本人との体格の違いを痛感しました。

　 体格の違い

　私は身長が180センチで、それは米国人男性と比べても遜色ないのですが、体重は67キロと細身で、体格ということでは大きく見劣りしました。胸板の厚さなんて全然違うのですね。

　別に戦争を肯定するわけでも何でもないのですが、単純に、こんな方々と戦争したら負けるに決まっている、と思ってしまったものです。

　『ランボー』

　女性はと言うと、20代くらいの女性は、日本人女性でこんなにスタイルがいい人はいないな、と思うくらいなのですが、50代過ぎくらいの女性は軒並み、腰に浮き輪を付けているのかと思うほどの肥満体なのですね。

　日本にも肝っ玉母さんみたいな「ふくよか」な女性は見掛けますが、その比ではないですね。

　「肝っ玉母さん」TBS

　清水義範の「if【イフ】の幕末」（集英社文庫）にこんな件（くだり）がありました。

『・・・福沢（諭吉）は笑いながら言った。「ねえ、中浜（ジョン万次郎）さん。アメリカの女性は、いかがなものですか。別嬪（べっぴん）さんはおりますか」・・・万次郎はこう答えた。「アメリカの女性は、若いうちは大変美しいです。そして年増はそのほとんどが肥満気味です」・・・』。

　『if【イフ】の幕末』

　エッセイを読んで「確かにおっしゃる通り」と思うことはありますが、小説を読んでそう思ったのは、本筋とは外れた隠し味みたいな部分とは言え・・・初めてのような気がします。

　 ツーさん【2025.7.28掲載】

葉羽 僕もね、インドネシアに出張した時にホットパンツをはいた欧米人の女性が居たんだよ。「体格いいなぁ」と思ってみてたら、いきなり大あくびしてさ・・まるで獣の咆哮みたいで、恐れをなして逃げ出したよ（笑）