昭和44（1969）年の第20回紅白歌合戦のリマスター版を観たことを書きましたが（雑感 387）、もう55年ちょっと前のことですので、既に他界している出演者も結構います。

　ダークダックスやクレージーキャッツ（応援）はメンバー皆亡くなっています。

　 クレージーキャッツ

　一方ざっと見ですが、55年以上の時を経ている、当時20歳の方ですらもう後期高齢者なのに、半分以上の方は存命です。

　当時22歳の伊東ゆかりが紅組司会で、膝上15センチくらいのミニスカートが眩しかったですが、77歳の現在も遠目で見れば、あくまで遠目で見ればですが、顔つきは昔とあまり変わりません。

　 紅白司会の伊東ゆかり

　Yahoo! Japanに「今年70歳と知って驚く芸能人」なんて記事があり、竹内まりや、伊藤蘭、アグネス・チャンらが載っていましたが皆、若い頃とさして変わらない顔つきですね。

　ところで父方の祖母70歳、母方の祖母71歳時に一緒に撮った写真が残っていて、見れば、今なら90歳くらいの感じに見えます。

　 父方祖母70歳、筆者（左から2人目）は小学2年
　（筆者提供）

　着ているものも時代を感じさせ、まさに「昭和のおばあちゃん」を代表していると言って過言ではないと思います。

　でもあの頃は皆、そんな感じでしたね。今の70歳からは信じられないような、まさに隔世の感です。

　 母方祖母71歳と弟、左は母と1歳11か月の筆者
　（筆者提供）

　単に寿命が延びただけではなく、昔の人の70年を100年かけて生きている、と言えるかと思います。似たようなことは雑感 101でも書いていました、参考までに。

　ところで母方の祖父は私の誕生後13日で亡くなり、父方の祖父とは数年間は一緒に住んでいましたが病床に臥せっていたのか、ともに記憶はありません。

　やはり女性は強かった？？？

　 ツーさん【2025.3.10掲載】

葉羽　今と昔はその通りだけど、現代で老けるかどうかは個人差も大きいような気がする。メイクとかそう言うんじゃなく「心の持ち方」も大きいんじゃないかな。