福島のズーズー弁に関しては、この雑感でも何度か触れました。
「いなかっぺ」の語源が「(やっ)かっ」&「(やっ)ぺ」というのは私の創作笑い話ですし(雑感 53)、ズーズー弁の英語の話も、訛っている教師も確かにいましたが半分は笑い話です(雑感 41)。
けだし、福島のズーズー弁に一番堪能なスナックのママが言った、「福島のズーズー弁はやたら濁点が付く」は的を射た一言と思います(雑感 47)。
やたら濁点が付く
ところで、どじょうすくいの安来節は「やすきぶし」かとずっと思っていましたが「やすぎぶし」なのですね。
数年前に足立美術館(島根県安来市)に行った際に案内標識(安来 Yasugi)を見て気付きました。
安来市の観光プロモーション
「神奈川県秦野市」の秦野は「はたの」ではなく「はだの」。西伊豆の沼津市戸田の戸田は「へた」ではなく「へだ」。大学の寮もありましたが(戸田寮)、皆「へたりょう」と言っていた記憶があります。
上述3つの地名は濁点が付かない方が(少なくとも私にとっては)発音しやすく、何かズーズー弁になっていない?と思ってしまいます。
逆に「港区白金台」の白金台は「しろがねだい」の方が発音しやすいと思いますが、読みは「しろかねだい」。ちょっとお高くとまっているかと。
港区白金台
ちなみに近くに青い池がある北海道の「白金温泉」の白金は「しろがね」と読み、親近感をいだきますね。
さらには、四字熟語の「千載一遇」の読みは「せんざいいちぐう」ですね。「載」は収載、掲載、積載などに使われ、いずれも読みは「さい」ですので、長くなった人生で言えば割と最近まで「せんさいいちぐう」と読んでいました。
「載」を「ざい」と読むのは「千載一遇」しかないようで、もしかしたら東北発祥の四字熟語???
ツーさん【2024.9.2掲載】
葉羽 アンブレラあつしの記事で、福島市陣場町を「ズンバちょー」と言ってたのには爆笑したよ(笑)