中学1年の時にギターを買ってもらい、バンドを組んでコンテストに出た話(雑感 344)を書いて、思い出しました。
中学3年の時にFFF演奏会なるものがあって、今は亡きY君とシューベルツの「風」をギター演奏で歌いました(雑感 323)が、その時にもう1曲歌ったのが童謡の「赤とんぼ」で、ギターの弾き語り用にアレンジしてくれたのは岸波さんでした。
フォークギター
お気に入りの1曲となり、その後も、フォークギターを持っていた独身の頃には、時々歌っていました。
15歳で歌い始め、結婚した28歳まで歌っていましたから、ともに歩んだ青春・・・だったのでしょうか。
ところで歌詞には「十五で姐(ねえ)やは、嫁にゆき」とあります。
十五で姐やは、嫁にゆき
最近は時代小説アンソロジーも好んで読んでいて、時代背景が江戸時代ですと10代半ばから20歳くらいが結婚適齢期で、20歳過ぎは晩婚、10歳以前に許婚(いいなずけ)の関係にあった、なんて話も出てきます。
しかし「赤とんぼ」が江戸時代の歌とも思えませんでしたので調べてみますと、三木露風が作詞したのは大正10年で、露風の幼少の頃の思い出を綴ったものでした。
露風は明治22年生まれですので、幼少時代は明治20年代です。
作詞家:三木露風
明治時代の結婚年齢は?とネットで調べてみますと、便利な世の中ですね、一発でヒットして、明治時代の女性の結婚適齢期は15、6歳から20歳くらいだった、とありました。
十五(じゅうご)は語呂がよいので15歳にしたのかとも思いましたが、しっかり史実に基づいていたのですね。疑問は解決されました。
でも残念ながら「赤とんぼ」のあのギター伴奏は思い出せません。夕やけ小やけの赤とんぼ 歌ってみたのは いつの日か。
ツーさん【2024.6.3掲載】
葉羽 えっとね・・多分アルペジオだったよね・・あれは確か・・う~んと・・・・忘れた! あはははは!(笑)