以下に記すことの記録は全くなく、ただただ記憶に基づいて記します。
さて、中学1年の1学期にクラシックギターを買ってもらったその年の秋頃だったでしょうか確か岸波さんが、バンドを組んで福島のTV局主催の音楽コンテストへ参加することを企画しました。
ギターを持っていた私にも白羽の矢が立ちました。コンテストは郡山で行われ、汽車で行ったと記憶しています。
東北本線の昔の車両
予選でしたのでステージではなく録音スタジオみたいな部屋で、クラス仲間(1年4組:雑感 196)を中心に5、6人でザ・ブロードサイド・フォー(黒澤明映画監督の息子黒澤久雄が結成したフォーク4人組)の「星に祈りを」を演奏しました。
クラスは違いましたが、MIZO画伯もいたような気がします。
たいした練習をしたわけでもなく、あえなく予選落ちでした。とんとん拍子に進めばTVデビューくらい果たせたのでしょうか。
ザ・ブロードサイド・フォー
私が持っていたのはクラシックギターで、フォークギターではありませんでしたが、枯れ木も山の賑わいみたいなものだったのでしょうね。
立ったまま演奏しますが、クラシックギターですので肩掛けベルトはなく、ギターを弾くことよりも落とさないことに神経を集中していた記憶があります。
ある時父と昔話をしていましたら(母は既に他界)、その時のことが話題に上がり、幾分顔をしかめながら父曰く「あの時はお母さんと、お前は不良になるのかなと心配したもんだ」と。
ヤンキー座り(違っ!!)
何をやっても親の心配は尽きないということなのですね。
笑い話で済んで何よりでしたが、私にとっても親にとっても、ちょっとほろ苦い思い出でした。
ツーさん【2024.4.22掲載】
葉羽 出てみてわかったけど、あん時のコンテストって歌謡曲メインで演歌もいた。だからフォークバンドの僕らはまったくお門違いだったワケだ。すまん、事前の僕のリサーチが甘かったんだ・・でも、いい思い出だね♪