プロ野球セ・リーグでは阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めましたが、18年前といえば2005年。ロッテファンにとっては思い出深い年です。
私が巨人と決別しロッテファンになったのは1987年からですが(雑感 56)、ファンになって2005年に優勝するまでAクラスは一度だけでした。
1989年の日本シリーズでは「巨人はロッテより弱い」なんてことを言われ、弱小球団の代名詞となっていました。
それが2005年は第1回交流戦で優勝し、レギュラーシーズンを貯金35の2位で終え、プレーオフを勝ち上がって31年ぶりのリーグ優勝を果たしました(2004~06年のパ・リーグはプレーオフの覇者がリーグ優勝)。
ロッテのリーグ優勝(2005年)
そして駒を進めたのが球史に残る阪神との日本シリーズでした。球史に残るといっても、阪神とロッテのファンくらいしか覚えていないでしょうが。
ロッテが10-1、10-0、10-1、3-2の4連勝で、これまた31年ぶりの日本一に輝きました。
ロッテ日本一!(2005年)
「10点!10点!10点!」と続いた時には、例えは古くなりますが、新春かくし芸大会の審査を思い出しました(5人の審査員は8割方、持ち点10点の10点を提示)。
4試合の合計得点「33-4」または「334」は2005年日本シリーズを表しているのですね。
「33-4」
得点差もさることながら、一度も阪神にリードを許しませんでした。一度もリードされることなく日本シリーズを制したのは史上初のことで、その後も達成されていません。
阪神18年ぶりに優勝という話題に触発されて、阪神1985(雑感 313)や今回のロッテ2005を思い出し、これだけ思い出せるとはまだまだボケていない・・・いえいえ、もっと大切なことを思い出していないかもしれず、それは分からないのですね。
ツーさん【2023.10.2掲載】
葉羽 33-4って、凄まじい数字だよね。まず野球では目にしたことがない。それが日本シリーズなんだから、もう空前絶後だろうね。