プロ野球セ・リーグの阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた先週木曜日(14日)、朝日新聞夕刊の社会面にこんな見出しの記事がありました。
「あの「カーネル」は いま / 1985年、道頓堀川に投げ込まれ 24年後「救出」」。
救出されたカーネルおじさん
1985年10月16日の阪神が優勝した日に道頓堀川に投げ込まれた、ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダース人形のその後に関する記事でした。それを見て思い出しました。
私は玉子焼きはともかくとして「巨人・大鵬」が好きでしたが、母は「阪神・柏戸」のファンでした。私は母親似と言われますが、野球と相撲に関しては真逆でした。
巨人 大鵬 卵焼き
阪神は1964年に優勝しその後、翌年から巨人のV9が始まったように、長い間優勝からは遠ざかりました。
それが1985年は、語り草となった甲子園でのバース・掛布・岡田バックスクリーン3連発に象徴されるように、打ちに打ちまくって21年ぶりの優勝を果たし、日本シリーズも制しました。
現時点で阪神が日本一になったのは、この年だけです。
脅弾3連発!
普通は攻守の「守」がしっかりしていることが優勝の条件ですが、その常識を覆すような打ち勝っての優勝ということで、当時は巨人ファンだった私でもよく覚えています。
でもそれ以上に記憶に残っているのは、1987年正月に逝った阪神ファンだった母が、阪神の優勝&日本一を見届けたということです。
冥途の土産ベスト1は「初孫(私の長男。2番目の孫となる私の長女は母死後1ヶ月に誕生)を授かった」あたりかと思いますが、阪神1985は間違いなくトップ10には入っていたでしょう。
冥途の土産
「20年以上優勝から遠ざかっていた贔屓(ひいき)の阪神がリーグ優勝&日本一で、1985年は一気に溜飲を下げた」と。改めて阪神1985に感謝です。
ツーさん【2023.9.18掲載】
葉羽 あれってもう40年近く前になるのか!? 楽しい記憶はついこないだのように蘇って来るね。しかし「冥途の土産ベスト」には笑った。タイトルを変えちゃおうかと思ったくらい(笑)