私の専門は有機合成化学ですので、有機合成に関する本は日本語のものも英語のものも各々40冊くらい持っていました。
退職した頃から、もう読むことはないだろうと少しずつ処分してきました。
本棚の空きスペース
だいぶ読み込んだ本のみを取ってありましたが、もう少し本箱の空きスペースを作るかと、先日さらに数冊を処分しました。
処分した中の1冊にある栞(しおり)が挟まっていました(画像参照)。
時をかける栞(筆者提供)
そこには「探偵物語」と「時をかける少女」の本とロードショーの宣伝が印刷されていました。
調べてみるとロードショーは40年前の1983(昭和58)年とのこと。
栞に記載されている「7月16日(土)」をスマホのカレンダーで調べると、1983年のその日は確かに土曜日でした。だからどうということはありませんが便利なものですね。
こちらは紙カレンダー
ちなみに、どちらも私でも知っている映画でしたが、同時期に上映されていたのですね。
どちらが表なのかは分かりませんが、もう片面に載っている「サッポロ生ひとくち」は何となく覚えている気はしますが、飲んだ記憶はありません。もっとも昔のことですので、単に忘れているだけかもしれません。
今はない包装形態で、ちょっと見は売れそうな気もしますが、売れなかったのでしょうね。何故売れなかったかはボケ防止の課題によいかもしれません。
若い頃にファンだった南沙織の写真を栞にして、結構長い間使っていて、本を処分するたびにもしかして挟まっていないかと期待しましたが、もう二度と見ることはありませんでした。
南しおり(笑)
私はそれを「南しおり」と呼び、「時をかける栞」よりずっとよく覚えていたのですが。とりとめのない話でした。
ツーさん【2023.8.7掲載】
葉羽 いや~物持ちいいねぇ。紙カバーとか栞は真っ先に捨てちゃう方なんで、凄いと思う(笑)