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#019 中国人女子会

by Rei
Reported by Rei
BGM "明るく楽しく上品に"
by
TAM Music Factory
Site arranged by 葉羽

Rei 兄弟子 長のご無沙汰申し訳ありません。

 ドイツから帰ったかと思ったら、スイスからの泊まり客があったり、何がなんだか。。 遅くなりました。

 9月の出来事ですが、書いてみました。

◆中国人女子会

 今回は、予定がドタキャンとなったり(やむを得ぬ事情からだが)、かといえば、思わぬハプニングに遭遇したりと、今までにないドイツ滞在だった。

 うれしいハプニングのひとつは・・

「中秋の名月が近いから、中国人の友だちが集まるの。一緒にくる?」という、インさんの誘いで始まった。

 この辺りに住む中国人女性が、それぞれ一品持ち寄りで、昼食を共にするのだそうだ。

 迷っていたら、夫の同僚、それも同じ部門だった「中国人エンジニアの奥さん」も参加するというではないか。即、行くことにした。

 もう5年も会っていない。彼女は、中国では中秋節に食べる「月餅」を作ってくるという。

 

 インさんによれば、料理やデザートが重ならないよう事前に調整し、誰が何を持ってくるのかわかっているのだそう。中国人ネットワークはすごい。

 場所は持ち回り。

 今回は、Gosheim (ゴスハイム、インさんの町から車で約40分)に住み、自宅で中国式マッサージサロンを営む友人の家だとか。

 行ってみたら。すでにパーティーの準備が始まっていた。

 各自持ち寄ったお料理を、皿に盛り付け、レンジや蒸し器で温めてから、テーブルに並べていく。飲み物も準備され、あとは皆席につくだけ。

 

 おたがいに声を掛け合い、テーブルについた。

 総勢10人。いつも決まったメンバーというわけでもないらしい。

 地域に、こういった会が幾つかあり、複数のグループに入っている人もいるそうだ。

「きょう初めて会った人もいたよ」と、インさん。わたしのような飛び込みも歓迎してくれる。

 そのとき、そのとき、集まったメンバーで、大いに楽しむ、そんな大らかな雰囲気がとてもいい。

 

 始めはドイツ語も飛びかっていたが、宴が進むにつれて中国語だけとなった。

 おまけに、ほとんど全員が同時に話すのに、会話が成り立つ?? のには驚いた。

 

 席の左側にインさん、右側には、久しぶりに会う同僚の奥さんが座ってくれ、ときおり通訳してくれていたが、終いには「後でね」となってしまった。

 ま、お喋りには混ざれないけれど、その分、お料理をゆっくり楽しめる?

 

 みんな、この日のためにと腕を振るった、本格的な中国料理が並ぶ。

 この花のような月餅も。甘い餡と塩味の餡、2種類あり美味しかった。

 食事とお喋りを存分に楽しんだ後は「お決まりのお散歩」これはドイツ式、食事と散歩はセットなのだ。

 手始めに、庭にある家庭菜園に出てみると。巨大な??ズッキーニだそうだ。自分の重さで落ちてしまわないように支えてある。

 

 ここで、記念写真もいっしょに。


 

 ゴスハイムは高台にあるので、眼下に近隣の集落が見える。

 集落のひとつは、Frittlingen (フリットリンゲン) といい、ここに、初めてのドイツ赴任時、家が完成するまで、最初の3ヶ月を過ごした簡易ホテルがある。懐かしい。

 

 ドイツの中国人コミュニティに飛び込み、楽しい経験だった。

【2024.12.2掲載】

Rei それではまた~♪

(※背景画像:ゴスハイムからの眺め)

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